奈良の里山に響く、題目立の雅な調べ

基本情報

奈良市丹生町に鎮座する丹生神社は、罔象女命を祀る神社です。創建年代は不詳ですが、棟木に「棟上、嘉吉(1442)二年壬戌十月十三日 大工藤原宗次」の墨書があり、1442年（嘉吉2年）に再建されたことがわかっています。

• 住所：奈良市丹生町759
• 電話番号：0742-94-0287
• アクセス：JR奈良駅・近鉄奈良駅から奈良交通バス柳生・邑地中村・石打行き約50分「柳生」下車、徒歩約1時間30分
• 例祭日：10月16日以降の最初の日曜日

例祭の主なイベントと催し物

丹生神社の例祭は、10月16日以降の最初の日曜日に行われます。例祭では、神輿渡御や田楽横とびなどの神事が行われます。

神輿渡御

神輿渡御は、氏子たちが神輿を担いで町内を練り歩く神事です。神輿は、丹生神社の御神体を乗せた神聖なもので、氏子たちは神輿を担ぐことで、五穀豊穣や無病息災を祈願します。

田楽横とび

田楽横とびは、氏子たちが田楽を奉納する神事です。田楽は、豆腐を串に刺して焼いたもので、神前に供えられます。田楽横とびでは、氏子たちが田楽を奉納した後、横とびをして神前に進みます。この神事は、五穀豊穣や無病息災を祈願するものです。

• 内容：氏子たちが田楽を奉納し、横とびをして神前に進む神事
• 特色：五穀豊穣や無病息災を祈願する神事

ご利益と神様

丹生神社のご利益は、五穀豊穣、無病息災、厄除け、開運招福などです。祀られている罔象女命は、水の神様として知られており、水に関するご利益が特に強いとされています。

• 五穀豊穣
• 無病息災
• 厄除け
• 開運招福

由緒と歴史

丹生神社の創建年代は不詳ですが、棟木に「棟上、嘉吉(1442)二年壬戌十月十三日 大工藤原宗次」の墨書があり、1442年（嘉吉2年）に再建されたことがわかっています。その後、明治初年頃には本殿がかなり老朽化してきたため、覆屋を建設して保存に努め、昭和29年に解体修理が実施され、近年は20年周期で葺替えられています。

• 1442年（嘉吉2年）に再建
• 明治初年頃に覆屋を建設
• 昭和29年に解体修理を実施
• 近年は20年周期で葺替え

訪問者のためのヒントと注意点

丹生神社を訪れる際には、以下の点にご注意ください。

• 駐車場はありませんので、公共交通機関をご利用ください。
• 例祭期間中は混雑が予想されますので、時間に余裕を持ってお越しください。
• 神社内は禁煙です。
• ペットの同伴はご遠慮ください。

駐車場情報

丹生神社には駐車場がありません。公共交通機関をご利用ください。

近年流行っている出店・屋台