秋祭り布団屋台練り合わせ、竹割、一ツ物神事
基本情報
- 概要:学問の神様菅原道真を祀る神社で、勇壮・華麗な秋祭りが有名
- 住所:兵庫県高砂市曽根町2286
- 電話番号:079-447-0645
- アクセス:山陽電車曽根駅下車 徒歩3分
- 例祭日:10月13日・14日
例祭の主なイベントと催し物
曽根天満宮の秋祭りは、勇壮・華麗な神事や屋台の練り合わせが有名です。例祭の主なイベントと催し物は以下の通りです。
竹割
10メートルを超える大きな竹に縄を複数括り付け、その縄を持ってまわし(ふんどし)姿の男たちが地面に竹をたたたきつけて割る行事です。何度でも強く打ち付けることで、竹は徐々にひびが入っていって割れていきます。播州地搗歌(じつきうた)にはやされながら重い竹をたたき割る豪快さと、割れたときの衝撃によってくす玉を割り、紙吹雪とともに中に閉じ込めてあった幸運を分け与える光景は必見です。
一ツ物神事
兵庫県の指定重要無形民俗文化財に指定されている「一ツ物神事」は、曽根天満宮の秋祭りの最も重要な神事です。一ツ物とは祭礼に数多くの装飾を施した衣装を身にまとい、馬や肩車に乗って登場する子どものこと。宴の際に神々からありがたい言葉を受け取るために、心に曇りのない子どもを供物として神様を憑依させます。一ツ物は神様を表現しているため、地面に足をつけないよう、馬や肩車をして大切に扱います。
布団屋台練り合わせ
曽根天満宮の秋祭りの最大の見どころは、豪華絢爛な布団屋台の練り合わせです。屋根に布団を敷き重ね、四隅をピンとはねあげた色鮮やかな布団屋台が威勢よく練り合わされると、祭りは最高潮に達します。やがて陽が沈んでも、名残りを惜しむかのように灯りを点した美しい屋台がいつまでも闇の中に浮かび上がっています。
ご利益と神様
曽根天満宮のご利益は、学業成就、智能向上、文芸上達、正直、冤罪・謗りを救うことです。菅原道真公は、学問の神様として知られており、多くの受験生や学生が合格祈願に訪れます。また、道真公は冤罪を蒙り、大宰府に左遷されたことから、冤罪・謗りを救う神様としても信仰されています。
- 学業成就
- 智能向上
- 文芸上達
- 正直
- 冤罪・謗りを救う
由緒と歴史
曽根天満宮の創建は、平安時代の醍醐天皇の御代(901年)と伝えられています。菅原道真公が冤罪を蒙り、大宰府に左遷された際、その途次、伊保港に船を寄せ、曽根天満宮の西6kmにある日笠山に登り、播磨灘の風光を眺めました。道真公は先祖の天穂日命に「我に罪なくば栄えよ」と祈念し、日笠山の小松を曽根天満宮の現社地に植えました。これが「霊松曽根の松」で、1798年に枯死しましたが、その幹は現在も霊松殿に保存されています。
- 平安時代の醍醐天皇の御代(901年)に創建
- 菅原道真公が冤罪を蒙り、大宰府に左遷された際、その途次、曽根天満宮の西6kmにある日笠山に登拝
- 道真公が先祖の天穂日命に「我に罪なくば栄えよ」と祈念し、日笠山の小松を曽根天満宮の現社地に植える
- 「霊松曽根の松」は1798年に枯死したが、その幹は現在も霊松殿に保存
訪問者のためのヒントと注意点
曽根天満宮を訪れる際には、以下の点にご注意ください。
- 例祭期間中は、非常に混雑します。時間に余裕を持って参拝してください。
- 駐車場は限られています。公共交通機関のご利用をお勧めします。
- 境内は禁煙です。
- ペットの同伴はご遠慮ください。
駐車場情報
曽根天満宮には、無料駐車場が完備されています。駐車可能台数は、約100台です。例祭期間中は、非常に混雑しますので、公共交通機関のご利用をお勧めします。
近年流行っている出店・屋台
屋台の種類 | 説明 |
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たこ焼き | 日本の祭りの定番。外はカリッと、中はトロッとした食感が特徴 |
じゃがバター | 熱々のジャガイモにバターをたっぷりと溶かしたシンプルながら人気のスナック |
ベビーカステラ | 小さなカステラは、子供から大人まで楽しめる甘くてふわふわのお菓子 |
鮎の塩焼き | 新鮮な鮎を丸ごと塩で焼いた、香ばしさが特徴の日本の夏の味覚 |
シャーピン | モチモチの皮で具材を包んだ、外国の影響を受けたユニークなグルメ |
お好み焼き | 具材を選べることが多く、自分好みの味を楽しめる日本の鉄板焼き料理 |
わたあめ | 子供たちに大人気の、綿のようにふわふわした甘いスナック |
チョコバナナ | バナナをチョコレートでコーティングした、見た目も楽しいデザート |
串焼き | さまざまな種類の食材が串に刺されて焼かれる、手軽に楽しめるスナック |
焼きそば | 炒めた麺に特製のソースを絡めた、日本のファストフード |