春日大社万灯籠
基本情報
春日大社万灯籠は、800年以上の歴史を持つ伝統的な祭事で、春日大社の境内にある約3,000基の燈籠に火が灯されます。
この行事は、2月の節分と8月14・15日の夜に限定して行われる特別なもので、境内は幽玄の世界に包まれます。
- 開催期間: (令和6年) 2024年2月2日(金)
- アクセス: JR奈良駅・近鉄奈良駅からバスで約11~15分、「春日大社本殿」下車すぐ。
市内循環バス(外回り)で約9分~13分「春日大社表参道」下車、徒歩約10分。 - 住所: 〒630-8212 奈良市春日野町160
春日大社の万燈籠とは?
節分万燈籠は、節分の日に合わせて18:00頃から20:30頃まで行われ、約3,000基の燈籠に火が灯されます。
中元万燈籠は、8月14・15日の夜に行われ、石燈籠と釣燈籠が整然と並び、幻想的な景色を作り出します。
この神事は、貴族や武士、庶民から奉納された燈籠に火を灯す伝統で、800年前から続いています。
- 節分万燈籠の時間: 18:00~20:30
- 燈籠の種類: 石燈籠・釣燈籠、合計約3,000基
奈良公園と春日大社の歴史
春日大社は、武神として崇敬される武甕槌命(たけみかづちのみこと)が降り立った場所で、
奈良時代から平安時代にかけて栄えた貴族・藤原氏によって信奉されていました。
春日大社の東側に広がる春日山原始林は、多様な生態系を保持し、「古都奈良の文化財」として世界遺産に登録されています。
- 主な歴史的背景: 武甕槌命の降臨、藤原氏による信奉
- 春日山原始林: 世界遺産「古都奈良の文化財」の一部