安産・病気平癒の神様　売豆紀神社の例祭

基本情報

• 住所：松江市雑賀町1663
• 電話番号：0852-21-1716
• アクセス：JR松江駅より車で約5分
• 例祭日：10月3日

例祭の主なイベントと催し物

売豆紀神社の例祭は、毎年10月3日に行われます。例祭では、神輿渡御や獅子舞、神楽などの伝統芸能が奉納されます。また、境内では露店が立ち並び、多くの人で賑わいます。

神輿渡御

神輿渡御は、例祭のメインイベントです。神輿は、神社から町内を巡行し、五穀豊穣や家内安全を祈願します。神輿渡御には、多くの人が参加し、沿道は人で埋め尽くされます。

獅子舞

獅子舞は、例祭の定番の芸能です。獅子舞は、悪魔を祓い、福を招くと言われています。売豆紀神社の獅子舞は、地元の子供たちによって奉納されます。

神楽

神楽は、神々に奉納される伝統芸能です。神楽は、舞や音楽、寸劇などで構成されており、神々の物語や神話などが演じられます。売豆紀神社の神楽は、地元の氏子によって奉納されます。

• 露店の出店：境内には露店が立ち並び、さまざまな食べ物や飲み物、縁起物が販売されます。
• 子供向けのイベント：例祭には、子供向けのイベントも開催されます。射的や輪投げなどのゲームや、縁日などがあり、子供たちも楽しむことができます。

ご利益と神様

売豆紀神社は、安産と病気平癒のご利益があるとされています。主祭神である下照比賣命は、大国主命の第三の姫神であり、和歌の祖神としても知られています。また、合殿に祀られている伊勢宮には、天照大神、豊受比賣命、倭媛命が祀られており、五穀豊穣や家内安全のご利益があるとされています。

• 安産祈願：売豆紀神社は、安産祈願に訪れる人が多い神社です。境内には、安産祈願の際に撫でると安産になると言われている「子宝いぬ」があります。
• 病気平癒祈願：売豆紀神社は、病気平癒祈願にも訪れる人が多い神社です。境内には、病気平癒祈願の際に撫でると病気が治ると言われている「病気平癒の唐獅子灯篭」があります。

由緒と歴史

売豆紀神社の創建は、不詳ですが、延喜式神名帳に記載されていることから、平安時代にはすでに存在していたと推定されています。鎌倉時代には、松江藩の支藩である広瀬藩の祈願所となり、江戸時代には、松江藩の藩主が参拝するなど、歴代藩主から崇敬されていました。

• 延喜式神名帳に記載：売豆紀神社は、延喜式神名帳に記載されている式内社です。延喜式神名帳は、平安時代初期に編纂された神社のリストであり、売豆紀神社が古くから重要な神社であったことがわかります。
• 広瀬藩の祈願所：売豆紀神社は、鎌倉時代には、松江藩の支藩である広瀬藩の祈願所となりました。祈願所とは、藩主が参拝して藩の安泰や五穀豊穣を祈願する神社のことです。
• 松江藩藩主の崇敬：売豆紀神社は、江戸時代には、松江藩の藩主が参拝するなど、歴代藩主から崇敬されていました。松江藩は、出雲国を治めていた藩であり、売豆紀神社は、藩内の重要な神社として崇敬されていました。

訪問者のためのヒントと注意点

売豆紀神社を訪れる際には、以下の点に注意してください。

• 服装：売豆紀神社は、神聖な場所であるため、露出の多い服装や派手な服装は避けるようにしましょう。
• 参拝方法：売豆紀神社の参拝方法は、二拝二拍手一拝です。二拝とは、二回お辞儀をすることであり、二拍手とは、二回手を打つことです。一拝とは、最後に一回目礼をすることです。
• 写真撮影：売豆紀神社では、写真撮影が禁止されています。これは、神聖な場所であるため、撮影することで神様に失礼にあたると考えられているからです。

駐車場情報

売豆紀神社には、無料の駐車場があります。駐車場は、神社の隣にあり、約20台駐車することができます。ただし、例祭などの混雑時には、駐車場が満車になることがありますので、公共交通機関を利用するか、早めに行くようにしましょう。

近年流行っている出店・屋台