中津祇園 勇壮な山車と華麗な舞

基本情報

中津祇園は、中津神社の例祭で、大分県指定無形民俗文化財に指定されています。毎年7月28日から30日にかけて開催され、漆塗りの華麗な山車7台と2基の御神輿が中津の城下町を御神幸・御巡行し、高〆が張られた辻々では祇園車の舞台で華麗な民舞等が奉納されます。

• 住所：大分県中津市二ノ丁1273-1
• 電話番号：0979-22-0523
• アクセス：JR中津駅から徒歩約10分
• 例祭日：7月28日～30日

例祭の主なイベントと催し物

中津祇園の主なイベントは、御神幸・御巡行と祇園車の舞台での奉納芸能です。御神幸・御巡行は、漆塗りの華麗な山車7台と2基の御神輿が中津の城下町を練り歩くもので、沿道には多くの見物客が詰めかけます。祇園車の舞台での奉納芸能は、中津祇園の最大の見どころで、地元の芸能団体による華麗な舞や演奏が披露されます。

御神幸・御巡行

御神幸・御巡行は、中津祇園のクライマックスを飾るイベントです。7月30日の午前10時頃から、中津神社を出発した山車と御神輿が、中津の城下町を練り歩きます。山車は、漆塗りの華麗な装飾が施されており、その美しさは圧巻です。御神輿は、中津祇園の御神体である素盞嗚尊を祀っており、神聖な雰囲気を醸し出しています。御神幸・御巡行は、中津の街中を埋め尽くすほどの見物客で賑わいます。

祇園車の舞台での奉納芸能

祇園車の舞台での奉納芸能は、中津祇園のもう一つの見どころです。7月28日から30日までの3日間、祇園車の舞台では、地元の芸能団体による華麗な舞や演奏が披露されます。舞踊、太鼓、笛、三味線など、さまざまな芸能が披露され、中津祇園の華やかな雰囲気を盛り上げます。

• 内容：地元の芸能団体による華麗な舞や演奏
• 特色：舞踊、太鼓、笛、三味線など、さまざまな芸能が披露される

ご利益と神様

中津祇園のご利益は、五穀豊穣、厄除け、交通安全、商売繁盛などです。また、祇園車の舞台での奉納芸能は、芸能上達のご利益もあると言われています。中津祇園の御祭神は、素盞嗚尊です。素盞嗚尊は、日本の神話に登場する神様で、ヤマタノオロチを退治した英雄として知られています。また、素盞嗚尊は、農業や漁業、芸能の神様としても信仰されています。

• 五穀豊穣
• 厄除け
• 交通安全
• 商売繁盛
• 芸能上達

由緒と歴史

中津祇園の起源は、江戸時代初期にまで遡ります。当時は、中津城下で祇園祭が行われていましたが、次第に衰退していきました。そこで、中津藩主・奥平昌成が、祇園祭を復活させるために、中津神社に祇園車を奉納しました。これが、中津祇園の始まりです。中津祇園は、その後も盛大に行われるようになり、現在では大分県指定無形民俗文化財に指定されています。

• 江戸時代初期に中津城下で祇園祭が行われていた
• 中津藩主・奥平昌成が祇園祭を復活させるために、中津神社に祇園車を奉納した
• 中津祇園は、その後も盛大に行われるようになり、現在では大分県指定無形民俗文化財に指定されている

訪問者のためのヒントと注意点

中津祇園を訪れる際には、以下の点に注意してください。

• 中津祇園は、毎年7月28日から30日にかけて開催されます。
• 中津祇園のメインイベントである御神幸・御巡行は、7月30日の午前10時頃から行われます。
• 祇園車の舞台での奉納芸能は、7月28日から30日までの3日間、毎日行われます。
• 中津祇園は、多くの見物客で賑わうため、公共交通機関を利用することをおすすめします。
• 中津祇園では、屋台も多数出店されます。食べ歩きを楽しむこともできます。

駐車場情報

中津祇園には、専用の駐車場はありません。周辺の有料駐車場を利用してください。

• 中津市営駐車場（中津神社から徒歩約5分）
• 中津中央駐車場（中津神社から徒歩約10分）
• 中津駅周辺の民間駐車場

近年流行っている出店・屋台