2025年御燈祭:炎の竜が駆け下りる!熊野の奇祭
イベントの概要
和歌山県新宮市、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部である神倉神社で毎年2月6日に行われる「御燈祭」。1400年以上の歴史を持つこの勇壮な火祭りは、約2000人の男たちが白装束に荒縄を締め、御神火を移した松明を手に、神倉山の山頂から538段の急峻な石段を駆け下りる圧巻の光景で知られています。 炎の奔流は闇夜を照らし、まさに「山は火の滝、下り竜」と表現されるほどの迫力です。地元住民だけでなく、県外からの参加者や観光客も歓迎されていますが、女人禁制である点も特徴の一つ。麓からその勇壮な姿を見守ることも可能です。映画「溺れるナイフ」の火祭りのモデルにもなったこのお祭りでは、喧嘩は厳禁。神聖な儀式として、厄除けや無病息災を祈願する人々で賑わいます。 白装束や松明などの祭具は、事前にネット通販や現地のお燈まつりショップで購入できます。現地受け取りも可能ですが、お祭りは大変混雑するため、早めの準備とアクセス方法の確認がおすすめです。 神倉神社周辺の地図やアクセス方法、当日のスケジュール、よくある質問などは、新宮市観光協会のホームページで確認できます。 忘れられない体験を求めるなら、ぜひ2025年2月6日、熊野の奇祭「御燈祭」へ足を運んでみてください!
基本情報
- 開催日: 2025年2月6日(木)
- 開催時間: 17:00頃~21:30頃(御神火を松明に灯し始める時間から、神事が終了する時間まで。具体的なスケジュールは新宮市観光協会ホームページ等でご確認ください)
- 住所・開催場所: 〒647-0044 和歌山県新宮市神倉1-13-8 神倉神社
- アクセス: JR紀勢本線「新宮」駅から徒歩約20分(新宮市観光協会ホームページ等で詳細なアクセス方法をご確認ください)
- 問い合わせ先: 新宮市観光協会 TEL: 0735-22-2840
- 公式ホームページ: 新宮市観光協会ホームページ等(具体的なURLは新宮市観光協会ホームページ等でご確認ください)
- 駐車場: 駐車場は限られています。公共交通機関の利用が推奨されます。(新宮駅周辺に市営駐車場あり)
主なイベント
御燈祭の最大の見どころは、約2000人の「上り子」と呼ばれる男たちが、白装束に荒縄を締め、御神火を移した松明を手に、神倉山の山頂から538段の急峻な石段を駆け下りる勇壮な火祭りです。 闇夜に燃え盛る松明の炎は、まるで炎の竜が山を駆け下りるかのよう。その迫力ある光景は、古くから伝わる熊野の伝統と、人々の信仰の深さを象徴しています。 麓では、上り子が駆け下りてくる様子を、多くの見物客が息を呑んで見守ります。 この神聖な儀式は、厄除けや無病息災を祈願するもので、古来より人々の生活に深く根付いています。 近年では、映画「溺れるナイフ」の火祭りのモデルにもなったことで、さらに注目を集めています。
上り子の行列と石段駆け下り
御燈祭の中心となるイベントです。神倉神社境内で、白装束に身を包んだ上り子たちが、御神火を移した松明を手に、厳かに準備をします。その後、神倉山の山頂から538段の石段を一気に駆け下りる様子は、まさに圧巻。 炎の光と、上り子たちの力強い姿は、見る者の心を揺さぶるほどの迫力です。 上り子になるには、事前に準備が必要で、白装束や松明などを購入する必要があります。地元だけでなく、県外からの参加者も多く、年齢層も幅広いです。ただし、女人禁制であるため、女性は上り子として参加できません。(麓からの観覧は可能です)
- 参加資格:男性であれば誰でも参加可能(ただし、事前に準備が必要)
- 服装:白装束、荒縄
- 持ち物:松明
- 注意事項:喧嘩は厳禁。安全に配慮して参加しましょう。
神事
上り子の行列と石段駆け下りの前後に、神倉神社では神事が執り行われます。 神職による神事を通して、御燈祭の聖なる雰囲気をより一層高め、参加者や見物客は神聖な儀式に立ち会うことができます。神事の内容は古くから伝わる伝統的なもので、地域住民の信仰の深さを物語っています。詳細な神事の内容は、新宮市観光協会のホームページ等で確認できます。
- 内容:古来より伝わる伝統的な神事
- 目的:厄除け、無病息災の祈願
松明の販売
御燈祭では、上り子たちが使用する松明の販売も行われています。 事前にネット通販や現地のお燈まつりショップで購入できます。現地受け取りも可能ですが、お祭りは大変混雑するため、早めの準備がおすすめです。 松明は、御神火を移す重要な祭具であり、上り子だけでなく、お土産としても人気があります。サイズも様々で、子供用も用意されている場合があります。
- 販売場所:ネット通販、現地のお燈まつりショップ
- 購入方法:事前に予約が推奨される場合があります。
アクセス方法
御燈祭の開催地である神倉神社は、和歌山県新宮市に位置しています。 公共交通機関を利用する場合、JR紀勢本線「新宮駅」から徒歩で約20分かかります。駅からは、比較的分かりやすい道順ですが、夜間は暗い箇所もありますので、懐中電灯などを持参することをお勧めします。 お車でお越しの場合は、新宮市街地から神倉神社への道順を事前に確認し、余裕を持った時間でお越しください。 お祭り当日は、周辺道路が混雑することが予想されますので、公共交通機関の利用を強く推奨します。新宮駅周辺には市営駐車場もございますが、台数に限りがありますので、早めの到着がおすすめです。
- 電車:JR紀勢本線「新宮駅」下車後、徒歩約20分
- 車:新宮市街地から神倉神社へ(事前に道順を確認)
駐車場情報
- 神倉神社周辺には、限られた数の駐車場しかありません。そのため、お祭り当日は公共交通機関の利用が強く推奨されます。
- 新宮駅周辺には市営駐車場があります。
その他の情報
御燈祭に参加される際は、以下の点にご注意ください。 まず、服装ですが、上り子として参加する場合は白装束が必須です。 見物客の方には特に服装の指定はありませんが、歩きやすい服装と靴でお越しください。 また、山道は急な階段が多く、足元が不安定な場所もありますので、ヒールのある靴などは避けてください。 持ち物としては、懐中電灯や防寒着がおすすめです。 特に夜間は気温が低くなることが予想されますので、暖かい服装で参加しましょう。 さらに、雨天の場合も考慮し、雨具の準備もしておくと安心です。 当日の天候については、事前に天気予報を確認することをお勧めします。