秋田男鹿市真山神社例祭:勇壮なナマハゲと幻想的な柴灯火!
イベントの概要
2025年2月7日(金)~9日(日)の3日間、秋田県男鹿市の真山神社では、900年以上の歴史を持つ神事「柴灯祭」と、ユネスコ無形文化遺産に登録された「男鹿のナマハゲ」が融合した幻想的な冬祭り「なまはげ柴灯まつり」が開催されます。 境内には無数の柴灯火が灯され、その幻想的な光の中で、勇壮なナマハゲの舞が繰り広げられます。
まつりのハイライトは、山上からたいまつを掲げたナマハゲたちがゆっくりと下りてくる「なまはげ下山」。暗闇に揺らめく炎とナマハゲたちの迫力ある姿は、忘れられない体験となるでしょう。 その他にも、なまはげ太鼓、なまはげ踊りなど、様々なイベントが予定されています。
観覧は事前申込制(各日上限2,000人)で、入場協賛金は1,000円(中学生以下無料)。 秋田駅から車で約70分、男鹿駅から臨時有料バスで約40分とアクセスも良好です。 幻想的な雰囲気と勇壮なナマハゲ、そして伝統的な神事の融合を体感できる、秋田の冬の風物詩をぜひお見逃しなく!
基本情報
- 開催日:2025年2月7日(金)~9日(日)
- 開催時間:18:00~20:30
- 住所・開催場所:秋田県男鹿市北浦真山水喰沢97 真山神社
- 入場協賛金:お一人様 1,000円 (中学生以下無料)
- アクセス:秋田駅から車で約70分、男鹿駅から臨時有料バスで約40分
- 問い合わせ先:なまはげ柴灯まつり実行委員会 TEL:0185-24-9220
- 公式サイト:https://oganavi.com/sedo/
- 事前申込:必要 (各日上限2,000人。2024年12月1日受付開始)
主なイベント
「なまはげ柴灯まつり」では、古くから伝わる男鹿のナマハゲ行事を現代に蘇らせた迫力満点のイベントが繰り広げられます。幻想的な柴灯火の中で繰り広げられるナマハゲの舞は、まさに圧巻。伝統と現代が融合した、忘れられない体験となるでしょう。
鎮釜祭・湯の舞
まつりは、真山神社の神事である「鎮釜祭」と、祓い神楽である「湯の舞」から始まります。神聖な儀式によって、まつりの幕開けが宣言されます。神職による厳かな儀式は、まつりの神聖さを高め、参加者たちの心を清めます。 静寂の中で行われる神事の雰囲気は、後のナマハゲの勇壮な姿との対比を際立たせます。
なまはげ入魂
参道入口で、なまはげ役の若者たちが神から「面」を授かり、いよいよナマハゲへと変身する儀式です。 この神聖な儀式を経て、若者たちは山へと入っていきます。 神聖な雰囲気と、これから始まるナマハゲの行進への期待感が高まる、重要な瞬間です。
なまはげ行事再現
古来より伝わるナマハゲの伝統的な行事を再現した演目です。 ナマハゲが家々を巡り、子供たちを戒め、豊作や健康を祈願する様子が、神楽殿で演じられます。 伝統的な衣装や仮面、そして独特の言葉遣いなど、細部までこだわった再現は、当時の様子をリアルに感じさせてくれます。
なまはげ踊り
勇壮で力強いナマハゲの踊りは、まつりのクライマックスを盛り上げます。 昭和36年に秋田が生んだ現代舞踏家・故石井漠氏が振り付け、息子の作曲家石井歓氏が曲をつけた、この踊りは、ナマハゲの魂を表現した力強いものです。 迫力ある舞は、見る者の心を掴んで離しません。
なまはげ太鼓
ナマハゲと和太鼓の融合は、男鹿の郷土芸能として独特の魅力を放ちます。 力強い太鼓の音と、ナマハゲの勇壮な姿の組み合わせは、見る者に圧倒的な感動を与えます。「家内安全」「五穀豊穣」などを願い演奏される太鼓の音色は、まつりの雰囲気をさらに高めます。
なまはげ下山・献餅
まつりのクライマックス。 山上からたいまつを掲げたナマハゲたちが、ゆっくりと山道を下りてきます。 暗闇に揺らめく炎とナマハゲたちの勇壮な姿は、まさに圧巻。 そして、神に献げる護摩餅をナマハゲに献上する「献餅」の儀式も行われます。 幻想的で迫力のあるこのシーンは、忘れられない思い出となるでしょう。
- たいまつを持ったナマハゲが山から降りてくる
- 護摩餅をナマハゲに献上する儀式が行われる
- まつりのクライマックスを飾る、最も見どころのあるイベント
里のなまはげ乱入
クライマックスイベントの後、各集落の様々なナマハゲたちが境内へ乱入します。 それぞれの集落で異なるナマハゲの面や衣装、そして個性豊かなパフォーマンスは、まつりの賑やかさをさらに高めます。 予想外のナマハゲの登場に、驚きと興奮が入り混じる、まさに祭りならではの演出です。
価格・チケット情報
なまはげ柴灯まつりの観覧には、事前申込が必要です。入場には入場協賛金が必要となります。
- 入場協賛金:お一人様 1,000円 (中学生以下無料)
- 申込方法:公式サイトの申込フォーム、またはFAX・郵送(公式サイトに申込用紙あり)
- 申込期間:2024年12月1日~2025年2月6日正午
- 各日上限:2,000人
アクセス方法
真山神社へのアクセス方法は以下の通りです。公共交通機関と自家用車、どちらの場合も事前に確認することをお勧めします。臨時バスの運行情報などは公式サイトをご確認ください。
- 電車:JR男鹿線男鹿駅からタクシーまたは臨時有料バスで約30~40分
- 車:秋田駅から約70分
駐車場情報
会場周辺には臨時駐車場が用意されています。公式サイトで詳細な情報をご確認ください。
その他の情報
冬の秋田は大変寒いため、防寒対策は万全にしてご参加ください。暖かい服装、帽子、手袋、マフラーなどを着用することをお勧めします。また、足元も滑りにくい靴を履くことをお勧めします。雪や氷の可能性もありますので、安全に配慮して行動してください。
公式情報
公式サイト:https://oganavi.com/sedo/
問い合わせ先:なまはげ柴灯まつり実行委員会 TEL:0185-24-9220