神恵内厳島神社例大祭2025:秘境の夏の神事、火渡りの迫力!
イベントの概要
北海道古宇郡神恵内村にある神恵内厳島神社の例大祭は、2025年も盛大に開催されます。 神恵内村は「札幌から一番近い秘境」と呼ばれるほど自然豊かな場所で、例大祭では、その美しい景観と伝統が融合した、見応えのある神事が行われます。 例大祭は、7月14日の宵宮祭から始まり、15日の神輿渡御、そしてクライマックスとなる16日の本祭と続きます。宵宮祭では、国の重要無形民俗文化財に指定されている松前神楽が奉奏され、神恵内村の中学生による巫女舞も披露されます。雅楽の調べと華やかな舞衣が、神楽殿を幻想的に彩ります。15日には神輿が村内を練り歩き、漁港では海上渡御が行われ、「海上の安全」と「豊漁」が祈願されます。そして、本祭のクライマックスは、神輿を担いだ氏子が神社の本殿まで地上の火炎の中を駆け上がる「火渡り」です。この迫力満点の火渡りは、神恵内厳島神社例大祭の象徴的な行事であり、多くの見物客を魅了します。 神恵内村の豊かな自然と伝統文化が織りなす、忘れられない夏の思い出となることでしょう。 2025年の例大祭も、多くの人の参加と、安全な開催を祈念しております。
基本情報
- 開催日: 2025年7月14日(月)~16日(水)
- 開催時間:
- 7月14日(宵宮祭):時間未定
- 7月15日(神輿渡御):時間未定
- 7月16日(本祭):時間未定
- 住所・開催場所: 北海道古宇郡神恵内村大字神恵内村 神恵内厳島神社
主なイベント
神恵内厳島神社例大祭では、3日間にわたって様々な伝統行事や神事が行われ、神恵内村の豊かな自然と歴史文化を体感できます。特に、宵宮祭の松前神楽と本祭の火渡りは必見です。
宵宮祭(7月14日)
例大祭の幕開けを飾る宵宮祭では、国の重要無形民俗文化財に指定されている「松前神楽」が奉納されます。神楽とは、神様をまつるための歌や舞のこと。神恵内村では代々、小中学生が日常的に練習を重ね、神事の際にその技を披露しています。 辺りが暗くなった神楽殿では、雅楽の調べが響き渡り、緋袴に黄色の舞衣を身につけた巫女たちが軽やかに舞います。その華麗な舞は、見る者を魅了します。 また、神恵内村の伝統芸能である獅子舞も披露され、邪気を払い、福を招くと言われています。 獅子舞は東アジアや東南アジアで見られる民族芸能の一つで、神恵内村のものはその北限と言われています。
- 松前神楽:国の重要無形民俗文化財に指定された伝統芸能。神恵内村の中学生による巫女舞も披露されます。
- 獅子舞:神恵内村の伝統芸能。邪気を払い、福を招くと言われています。
神輿渡御(7月15日)
神輿が村内を練り歩く神輿渡御は、例大祭の重要な行事です。神輿は厳島神社から漁港まで担がれ、その後、氏子たちの手によって船に乗せられ、海上渡御が行われます。「海上の安全」と「豊漁」を祈願するこの海上渡御は、祭りをさらに盛り上げます。 神輿渡御は、神恵内村の住民にとって、地域一体となって神を迎え、感謝を捧げる大切な時間です。
- 神輿の巡行:神輿が村内を練り歩き、地域住民と一体となって祭りを盛り上げます。
- 海上渡御:漁港にて神輿を船に乗せ、海上で「海上の安全」と「豊漁」を祈願します。
本祭(7月16日)
例大祭のクライマックスは、本祭です。 神輿の担ぎ手たちは、神社の本殿まで地上の火炎の中を駆け上がる「火渡り」に挑戦します。この勇壮な火渡りは、神恵内厳島神社例大祭の象徴的な行事であり、多くの見物客を圧倒する迫力です。 また、神輿の海中渡御も行われ、神輿を海中で担ぐ氏子の姿は、神聖で力強い印象を与えます。 本祭では、神恵内村の住民たちが一体となり、伝統を守りながら、未来への祈りを捧げます。
- 火渡り:神輿を担いだ氏子が火炎の中を駆け抜ける、迫力満点のクライマックスイベント。
- 海中渡御:神輿を海中で担ぎ、神聖な儀式を行います。
アクセス方法
神恵内厳島神社例大祭へのアクセス方法は、主に車と公共交通機関の2種類があります。車の場合は、札幌方面から国道229号線を経由してアクセスできます。所要時間は、札幌から約2時間30分~3時間程度です。ただし、神恵内村は山間部にあるため、道幅が狭く、カーブが多い箇所もありますので、運転には十分ご注意ください。公共交通機関をご利用の場合は、JR函館本線「小沢駅」から北海道中央バスをご利用ください。バスの本数は少ないため、事前に時刻表をご確認の上、余裕を持ったスケジュールでお越しください。バス停から神社までは徒歩で約15分程度です。 いずれの場合も、事前に地図を確認し、ルートを計画することをお勧めします。
- 車:札幌方面から国道229号線経由。所要時間約2時間30分~3時間。道幅が狭くカーブが多い箇所あり。
- 公共交通機関:JR函館本線「小沢駅」から北海道中央バス。本数が少ないため、時刻表を確認の上、余裕を持って行動してください。バス停から神社まで徒歩約15分。
駐車場情報
神恵内厳島神社周辺には、神社の境内や近隣に無料駐車場がいくつかあります。ただし、例大祭期間中は多くの参拝者で混雑が予想されますので、公共交通機関の利用もご検討ください。駐車場の台数に限りがあるため、満車の場合は近隣の駐車場をご利用いただくか、公共交通機関をご利用いただくようお願いいたします。
- 神社境内:無料駐車場あり(台数に限りあり)
- 近隣:無料駐車場あり(場所により台数に限りあり)
その他の情報
例大祭は、7月という時期柄、天候が変わりやすいです。雨や風の備えとして、雨具や防寒着などを持参することをお勧めします。また、山道や階段など、歩きやすい靴を履いてお越しください。 長時間屋外で過ごすため、帽子や日焼け止め、飲み物なども忘れずにお持ちください。 神聖な場所ですので、服装は清潔感のある服装で参加しましょう。