岩手 胡四王神社花巻市例祭 2026 – 火と雪の勇壮な蘇民祭
イベントの概要
胡四王神社の例祭「蘇民祭」は、岩手県花巻市矢沢にて毎年1月2日に開催される伝統的な祭りです。2026年も厳寒の冬の中、慶応元年から続く歴史ある無病息災と五穀豊穣を祈願する神事が行われます。祭りは社務所前での餅つきから始まり、市内の青年たちが松明を手に裸で山頂を目指す「裸参り」が特徴です。到着後は境内外を清める浄火祭が行われ、力餅の撒き投げや蘇民袋の争奪戦といった勇壮な伝統行事が繰り広げられます。真冬の雪景色の中で火と裸の勇ましい祭りは、正月の神事にふさわしい荘厳な雰囲気をかもし出し、地域の人々のみならず多くの観光客の注目を集めています。
基本情報
- 開催日: 2026年1月2日(金)
- 開催時間: 例祭は終日開催(詳細時間の明示なし)
- 住所・開催場所: 胡四王神社(岩手県花巻市矢沢3-153)
- お問い合わせ先: 胡四王神社社務所 TEL. 0198-31-2768
主なイベント
胡四王神社の例祭「蘇民祭」は、厳しい冬の寒さの中で行われる歴史ある祭りで、無病息災と五穀豊穣を祈願する神聖な行事です。特徴的な裸参りや浄火祭、力餅まき、そして蘇民袋争奪戦など、勇壮で迫力ある伝統行事が見どころです。地域の青年たちによる松明の火を手にした裸参りは特に見応えがあり、境内外を清める儀式も神秘的な空気を醸し出します。この祭りは正月の伝統神事として特に人気が高く、多くの方々に深い感動を与えます。
餅つきの開始
例祭は神社の社務所前での餅つきで幕を開けます。ここでは、地元の人々が集い、今年一年の健康と豊穣を祈念して力強く餅をつきます。この餅つきは祭の始まりとして重要な儀式で、参加者全員の結束と祈願が込められています。
裸参りと松明
祭りの最大の見どころは、市内から集まった約数十名の青年たちが、裸の姿で松明を掲げながら神社の山頂へと向かう「裸参り」です。雪の舞う中、寒さに耐えて火の加減を保ちつつ進む姿は、古くからの勇ましい伝統の象徴となっています。
- 裸参りは参加者の心身の清めとしての意味を持ちます
- 松明の火は境内外の浄火祭に用いられ、神聖な空間を創り出します
浄火祭と力餅まき
山頂に到着した後、境内外を清める浄火祭が行われます。これは火の神聖な力を借りて悪運や穢れを払うための儀式です。その後、力餅を撒き、参拝者に福を分け与えます。餅まきは賑やかで活気ある光景となり、参加者が福を求めて競い合う様子は祭の熱気を一層高めます。
蘇民袋争奪戦
浄火祭の後には、蘇民袋と呼ばれる縁起物を巡る争奪戦が繰り広げられます。これは祭りのクライマックスであり、参加者が一丸となって袋を手に入れようと熱戦を繰り広げます。伝統的に蘇民袋は無病息災の証とされ、多くの参拝者から熱い注目を集めます。
価格・チケット情報
胡四王神社例祭の蘇民祭は、参加にあたり特別なチケットや参加費用は設けられていません。地域の伝統行事として、多くの人が自由に見学や参加を楽しむことができる無償の祭りです。蘇民袋争奪戦など一部の催しには熱気あふれる参加者が集まりますが、観覧は無料で、どなたでも気軽に訪れて伝統の祭礼を体験できます。
アクセス方法
胡四王神社は岩手県花巻市の矢沢地区に位置しており、花巻市中心街から車でアクセス可能です。公共交通機関を利用する場合は、花巻駅から路線バスやタクシーを利用し、矢沢地区で下車すると便利です。冬季は雪による交通状況の変化もあるため、事前に道路状況を確認すると安心です。また、寒さ対策を十分にして向かうことをおすすめします。
- 最寄駅:JR花巻駅から車で約15分
- 公共バス:花巻市内バス利用、矢沢地区下車
- タクシー利用の場合も花巻駅からアクセス可能
駐車場情報
- 神社周辺に無料駐車場が用意されています
- 祭礼当日は混雑が予想されるため、早めの到着を推奨
- 公共交通機関の利用も検討すると良いでしょう



