函館の夏の風物詩、豊川稲荷神社の例祭

基本情報

• 住所: 北海道函館市豊川町10番先
• 電話番号: 0138-23-2306（船魂神社内）
• アクセス: 市電魚市場通下車3分
• 例祭日: 7月22日

例祭の主なイベントと催し物

豊川稲荷神社の例祭は、毎年7月22日に行われる夏祭りです。例祭では、神輿渡御や獅子舞、屋台村などの催し物が開催されます。

神輿渡御

例祭のメインイベントである神輿渡御は、氏子たちが神輿を担いで町内を練り歩く神事です。神輿は、豊川稲荷神社の御神体を乗せた神聖なもので、氏子たちは神輿を担ぐことで、五穀豊穣や無病息災を祈願します。

獅子舞

獅子舞は、獅子に扮した舞手が、笛や太鼓の音に合わせて舞う伝統芸能です。獅子舞は、厄除けや招福の縁起物とされており、例祭では、獅子舞が町内を巡り、家々を祝福します。

屋台村

例祭期間中は、神社境内に屋台村が立ち並びます。屋台村では、焼きそばやたこ焼き、かき氷などの屋台グルメを楽しむことができます。また、射的や輪投げなどの縁日コーナーも設置され、子供連れの家族連れで賑わいます。

ご利益と神様

豊川稲荷神社のご利益は、商売繁盛、五穀豊穣、無病息災などです。祭神である宇気母智大神（うけもちのおおかみ）は、食物の神様として知られており、五穀豊穣や商売繁盛を祈願する人々から篤く信仰されています。また、豊川稲荷神社は、厄除けや開運にもご利益があるとされており、厄年の方や、新しいことを始める方にもおすすめです。

由緒と歴史

豊川稲荷神社の創建は、文久元年（1861年）と伝えられています。付近の有志が、町内の繁盛を祈願して創建したとされています。その後、明治3年（1870年）の函館大火で焼失しましたが、同年7月6日に新たに社殿を建立しました。しかし、明治32年（1899年）の函館大火で再び焼失し、ただちに再建されました。さらに、明治40年（1907年）の函館大火で類焼し、同年12月に移転、社殿を新築しました。昭和4年（1929年）には、社殿の老朽化がすすみ、狭隘であったため改築しましたが、再び昭和9年（1934年）の函館大火で消失しました。その後、一時函館八幡宮に仮奉遷されましたが、昭和15年（1940年）に現在地に社殿が建立され、奉遷されました。

訪問者のためのヒントと注意点

豊川稲荷神社を訪れる際には、以下の点にご注意ください。

• 神社の境内は、土足厳禁です。参拝前に、靴を脱いでおきましょう。
• 神社内は、撮影禁止です。写真撮影をしたい場合は、事前に神社の許可を得てください。
• 神社の敷地内には、駐車場はありません。公共交通機関を利用するか、近隣のコインパーキングを利用してください。

駐車場情報

豊川稲荷神社には、専用の駐車場はありません。公共交通機関を利用するか、近隣のコインパーキングを利用してください。神社の近くには、いくつかのコインパーキングがあります。

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