春日井の伝統と歴史が息づく、諸大明神社の例祭

基本情報

春日井市の諸大明神社は、国常立尊、日本武尊、国狭槌尊を祀る古社です。創建は養老年間（717～724年）または養老2年（718年）とされ、式内社の物部神社、松原神社に比定する説もあります。例祭日は10月第2日曜日です。

• 住所：春日井市松本町字宮下504番地
• 電話番号：0568-77-4320
• アクセス：県道508号内津勝川線沿い、和菓子屋「松の家道宗」と春日丘高校進入路（中部大学東門）の間の山に鎮座。車は、県道と鳥居の間の駐車場にお停めください。
• 例祭日：10月第2日曜日

例祭の主なイベントと催し物

諸大明神社の例祭は、毎年10月第2日曜日に開催されます。例祭では、神輿渡御や獅子舞、巫女舞などの伝統芸能が奉納されます。また、露店が立ち並び、多くの人で賑わいます。

神輿渡御

神輿渡御は、例祭のメインイベントです。神輿は、神社から氏子地域を巡行し、五穀豊穣や無病息災を祈願します。神輿の担ぎ手は、威勢の良い掛け声とともに神輿を担ぎ、氏子地域を練り歩きます。

獅子舞

獅子舞は、諸大明神社の例祭に欠かせない伝統芸能です。獅子舞は、獅子頭をかぶった舞手が、笛や太鼓の音に合わせて舞を披露します。獅子舞は、厄除けや開運を祈願するもので、多くの人が見物に訪れます。

巫女舞

巫女舞は、諸大明神社の巫女が奉納する舞です。巫女舞は、神楽の一種で、神々に感謝を捧げ、五穀豊穣や無病息災を祈願するものです。巫女舞は、優雅な舞姿と美しい装束が見どころです。

• 露店：屋台が立ち並び、多くの人で賑わう
• 縁日：露店だけでなく、射的や輪投げなどの縁日も行われる
• 神楽殿奉納芸能：神楽殿では、獅子舞や巫女舞などの伝統芸能が奉納される

ご利益と神様

諸大明神社のご利益は、五穀豊穣、無病息災、厄除け、開運などです。祀られている神様は、国常立尊、日本武尊、国狭槌尊です。国常立尊は、日本の国土を最初に創造した神様とされており、五穀豊穣の神様として信仰されています。日本武尊は、日本の国土を平定した神武天皇の父君であり、武勇の神様として信仰されています。国狭槌尊は、日本の国土を創造した神様の1柱であり、厄除けの神様として信仰されています。

• 五穀豊穣：国常立尊が祀られているため
• 無病息災：日本武尊が祀られているため
• 厄除け：国狭槌尊が祀られているため
• 開運：3柱の神様が祀られているため

由緒と歴史

諸大明神社の創建は、養老年間（717～724年）または養老2年（718年）とされています。式内社の物部神社、松原神社に比定する説もあります。中世には篠木庄西部の総氏神とされ、「西の宮」と称されていました。江戸時代以前は「三社大明神社」と称されていたこともあり、また当時の御札の版木には「物部神社」の記載もあり、当時から式内社物部神社の論社とされていたことも窺えます。江戸時代の歴史書には「庭中に六尺ばかりの大石あり、古気良不動石となづく」とありますが、現在の手水鉢がこれにあたるものと思われます。境内には大縣社、神明社、熱田社をはじめ多くの境内社があり、往古の崇敬の厚さを窺うことができます。

• 創建：養老年間（717～724年）または養老2年（718年）
• 式内社：物部神社、松原神社に比定する説あり
• 中世：篠木庄西部の総氏神として「西の宮」と称される
• 江戸時代：三社大明神社と称される。御札の版木に「物部神社」の記載あり
• 境内社：大縣社、神明社、熱田社など多数

訪問者のためのヒントと注意点

諸大明神社を訪れる際には、以下の点にご注意ください。

• 駐車場：神社の駐車場は台数に限りがあるため、公共交通機関のご利用をおすすめします。
• 服装：神社は神聖な場所ですので、露出の多い服装や派手な服装は避けましょう。
• マナー：神社内では、大声で騒いだり、走り回ったりしないようにしましょう。
• 写真撮影：神社内での写真撮影は、許可されている場所のみで行いましょう。

駐車場情報

諸大明神社の駐車場は、神社の敷地内にあります。ただし、台数に限りがあるため、公共交通機関のご利用をおすすめします。公共交通機関をご利用の場合は、JR中央線高蔵寺駅から徒歩30分、またはJR中央線高蔵寺駅からバス（桃花台行／内津神社行／愛知県コロニー行）に乗車し、円福寺下車徒歩5分です。

• 台数：台数に限りあり
• 料金：無料
• 公共交通機関：JR中央線高蔵寺駅から徒歩30分、またはJR中央線高蔵寺駅からバス（桃花台行／内津神社行／愛知県コロニー行）に乗車し、円福寺下車徒歩5分

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