東根の風よけ祭り、迫力ある太々神楽
基本情報
若宮八幡神社は、山形県東根市大字東根甲に鎮座する神社です。
創建は康平年間(1058~1065年)とされ、鎌倉にある鶴岡八幡宮の神主三浦為澄が八幡神を勧請したのが始まりとされます。
例祭は8月の最後の日曜日に行われ、県指定無形民俗文化財の「若宮八幡神社太々神楽」が奉納されます。
- 住所:山形県東根市大字東根甲334
- 電話番号:0237-42-0380
- アクセス:JR奥羽本線東根駅から徒歩約26分
- 例祭日:8月の最後の日曜日
例祭の主なイベントと催し物
若宮八幡神社の例祭は、8月の最後の日曜日に行われ、県指定無形民俗文化財の「若宮八幡神社太々神楽」が奉納されます。太々神楽は、五穀豊穣や無病息災を祈願する神事で、7つの演目から構成されています。舞人は仮面をかぶり、無言で舞を舞います。
若宮八幡神社太々神楽
若宮八幡神社太々神楽は、江戸中期に仙台方面から伝わったとされ、県下唯一の保存として高く評価されています。7つの演目は以下の通りです。
- 奉幣舞(ほうへいまい):神前に幣帛を捧げて舞う舞
- 鉾舞(ほこまい):鉾を持って舞う舞
- 剣舞(つるぎまい):剣を持って舞う舞
- 千歳舞(せんざいまい):千歳を祝う舞
- 種まき舞(たねまきまい):種をまく様子を舞った舞
- 釣り舞(つりまい):魚を釣る様子を舞った舞
- 鬼やらい(おにやらい):鬼を追い払う舞
露店
例祭当日は、神社の境内や周辺に露店が立ち並びます。焼きそば、たこ焼き、りんご飴など、さまざまな屋台グルメを楽しむことができます。
子供神輿
例祭では、子供神輿も巡行します。子供たちが神輿を担いで、神社の境内を練り歩きます。
ご利益と神様
若宮八幡神社のご利益は、五穀豊穣、無病息災、厄除け、家内安全などです。また、縁結びや安産祈願にもご利益があるとされています。祭神は、応神天皇と仁徳天皇です。
- 五穀豊穣
- 無病息災
- 厄除け
- 家内安全
- 縁結び
- 安産祈願
由緒と歴史
若宮八幡神社の創建は、康平年間(1058~1065年)とされ、鎌倉にある鶴岡八幡宮の神主三浦為澄が八幡神を勧請したのが始まりとされます。その後、歴代領主から崇敬され、正平2年(1347年)には東根城主小田島長義が社殿の造営や社領の寄進を行い、正平11年(1356年)には鰐口を奉納しています。続く東根氏も崇敬社とし同様に社殿の修復や領地安堵を行っています。戦国時代になると一時衰退しますが、松平氏が領主になると再び崇敬され、社殿の修復や祭具の奉納など庇護され明治維新まで続きます。
- 康平年間(1058~1065年)に創建
- 鎌倉にある鶴岡八幡宮の神主三浦為澄が八幡神を勧請
- 歴代領主から崇敬される
- 戦国時代になると一時衰退
- 松平氏が領主になると再び崇敬される
- 明治維新まで庇護される
訪問者のためのヒントと注意点
若宮八幡神社を訪れる際には、以下の点にご注意ください。
- 例祭は8月の最後の日曜日に行われます。
- 例祭当日は、神社の境内や周辺に露店が立ち並びます。
- 例祭では、子供神輿も巡行します。
- 神社の駐車場は台数に限りがありますので、公共交通機関のご利用をお勧めします。
- 神社内は禁煙です。
- ペットの同伴はご遠慮ください。
駐車場情報
若宮八幡神社には、無料の駐車場が20台分あります。ただし、例祭当日は混雑が予想されますので、公共交通機関のご利用をお勧めします。
- 無料駐車場あり(20台分)
- 例祭当日は混雑が予想されるため、公共交通機関のご利用をお勧めします。
近年流行っている出店・屋台
屋台の種類 | 説明 |
---|---|
たこ焼き | 日本の祭りの定番。外はカリッと、中はトロッとした食感が特徴 |
じゃがバター | 熱々のジャガイモにバターをたっぷりと溶かしたシンプルながら人気のスナック |
ベビーカステラ | 小さなカステラは、子供から大人まで楽しめる甘くてふわふわのお菓子 |
鮎の塩焼き | 新鮮な鮎を丸ごと塩で焼いた、香ばしさが特徴の日本の夏の味覚 |
シャーピン | モチモチの皮で具材を包んだ、外国の影響を受けたユニークなグルメ |
お好み焼き | 具材を選べることが多く、自分好みの味を楽しめる日本の鉄板焼き料理 |
わたあめ | 子供たちに大人気の、綿のようにふわふわした甘いスナック |
チョコバナナ | バナナをチョコレートでコーティングした、見た目も楽しいデザート |
串焼き | さまざまな種類の食材が串に刺されて焼かれる、手軽に楽しめるスナック |
焼きそば | 炒めた麺に特製のソースを絡めた、日本のファストフード |