千年続く伝統の牛乗り神事

基本情報

潟上市天王字棒沼台に鎮座する八幡神社の例祭は、千年以上続く伝統ある神事です。例祭のクライマックスである「牛乗り」と「くも舞」は、国の重要無形民俗文化財に指定されており、毎年多くの人々が訪れます。

• 住所：〒010-0201 秋田県潟上市天王字棒沼台226-1
• 電話番号：018-853-5301
• アクセス：JR羽越本線「天王駅」から徒歩約15分
• 例祭日：令和6年7月6日（木）、7日（金）

例祭の主なイベントと催し物

八幡神社の例祭は、2日間にわたって行われる盛大な祭りです。例祭の主なイベントと催し物は以下の通りです。

牛乗り

例祭のクライマックスを飾る神事。神職が牛に乗り、氏子地域を練り歩きます。牛は神様の乗り物とされており、牛に乗ることで神様の威光を氏子に授けるとされています。

くも舞

牛乗りに続いて行われる神事。神職が船上で、クモの糸を模した綱を操りながら舞を舞います。クモは五穀豊穣をもたらす神聖な生き物とされており、この舞は五穀豊穣を祈願するものです。

神輿渡御

神輿を担いで氏子地域を練り歩く神事。神輿は神様の依り代とされており、神輿を担ぐことで神様の威光を氏子に授けるとされています。

露店

例祭期間中は、神社の境内や周辺に露店が立ち並びます。露店では、地元の特産品や縁日グルメを楽しむことができます。

奉納芸能

例祭期間中は、神社の境内や周辺で、奉納芸能が行われます。奉納芸能では、地元の芸能団体による伝統芸能を楽しむことができます。

ご利益と神様

八幡神社のご利益は、五穀豊穣、厄除け、開運招福などです。また、八幡神社の神様は、応神天皇、比咩大神、神功皇后の三柱の神様です。応神天皇は、八幡神の総本社である宇佐神宮の主祭神であり、武神として知られています。比咩大神は、応神天皇の母神であり、安産、子育ての神様です。神功皇后は、応神天皇の祖母であり、武勇の神様です。

• 五穀豊穣
• 厄除け
• 開運招福
• 安産
• 子育て
• 武勇

由緒と歴史

八幡神社の創建は、平安時代初期の807年と伝えられています。当時は、現在地から約1km離れた場所に鎮座していましたが、1589年に現在地に遷座しました。八幡神社は、江戸時代には潟上市の総鎮守として崇敬を集め、多くの参拝者が訪れました。明治時代には、神仏分離令により、八幡神社から仏教色が排除されました。現在では、八幡神社は神社本庁に属する神社となっています。

• 創建：平安時代初期の807年
• 遷座：1589年
• 江戸時代：潟上市の総鎮守として崇敬を集める
• 明治時代：神仏分離令により、仏教色が排除される
• 現在：神社本庁に属する神社

訪問者のためのヒントと注意点

八幡神社を訪れる際には、以下の点に注意してください。

• 例祭期間中は、非常に混雑します。時間に余裕を持って参拝しましょう。
• 牛乗りや神輿渡御などの神事は、必ずしも毎年行われるとは限りません。事前に神社に問い合わせて、開催日を確認しましょう。
• 八幡神社には、無料の駐車場はありません。周辺の有料駐車場を利用しましょう。
• 八幡神社は、住宅街の中にあります。騒音や迷惑行為には十分注意しましょう。

駐車場情報

八幡神社には、無料の駐車場はありません。周辺の有料駐車場を利用しましょう。八幡神社の近くに、以下の有料駐車場があります。

• 潟上市営駐車場（八幡神社から徒歩5分）
• 潟上市民会館駐車場（八幡神社から徒歩10分）
• 潟上市役所駐車場（八幡神社から徒歩15分）

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