湖西の秋を彩る、伝統と格式の流鏑馬神事

基本情報

女河八幡宮は、静岡県湖西市新所1番地に鎮座する神社です。品陀和気命を中座に比売大神、息長帯姫命の三座が祀られています。

• 住所: 静岡県湖西市新所1番地
• 電話番号: 053-578-0681
• アクセス: 浜名湖舘山寺スマートインターチェンジから車で約10分
• 例祭日: 10月第2日曜日

例祭の主なイベントと催し物

女河八幡宮の例祭は、10月第2日曜日に開催され、秋の収穫感謝をあらわす特徴ある神事が行われます。

巫女卜（みこのうら）

巫女卜は、巫女が神意を占う神事で、例大祭当日の早朝に行われます。巫女が神前にておみくじを引き、その結果によってその年の五穀豊穣や天候を占います。

十列児（じゅうれんじ）

十列児は、氏子の小学生3名が馬に乗り、参道を勢いよく7往復する神事です。馬上の子供たちが元気よく「ヤーレヤーレ」と掛け声を上げながら疾走する姿は、例祭のハイライトのひとつです。

流鏑馬（やぶさめ）

流鏑馬は、馬上から的に矢を射る神事で、例大祭当日の午後に行われます。氏子の男性3名が射手となり、疾走する馬上から的に矢を射かけます。流鏑馬は、女河八幡宮の例祭を代表する神事で、多くの見物客が訪れます。

神楽

神楽は、神々に奉納する芸能で、例大祭当日の夜に行われます。氏子総代や氏子青年団によって奉納され、五穀豊穣や無病息災を祈願します。

的場定め

的場定めは、流鏑馬の的を設置する場所を決める神事で、例大祭当日の午後に行われます。氏子総代や氏子青年団によって行われ、的を設置する場所を定めます。

種蒔

種蒔は、五穀豊穣を祈願する神事で、例大祭当日の午後に行われます。氏子総代や氏子青年団によって行われ、田んぼに種を蒔きます。

相撲

相撲は、五穀豊穣を祈願する神事で、例大祭当日の午後に行われます。氏子総代や氏子青年団によって行われ、土俵の上で相撲を取ります。

ご利益と神様

女河八幡宮のご利益は、五穀豊穣、無病息災、厄除け、家内安全などです。祀られている神様は、品陀和気命、比売大神、息長帯姫命の三柱です。品陀和気命は、八幡神の総本社である宇佐神宮の主祭神であり、武神として知られています。比売大神は、天照大神の妹神であり、太陽神として知られています。息長帯姫命は、神功皇后のことです。神功皇后は、応神天皇の母であり、武勇に優れた神様として知られています。

• 五穀豊穣
• 無病息災
• 厄除け
• 家内安全

由緒と歴史

女河八幡宮の創建は、斉明天皇元年（655年）と伝えられています。当初は、岡崎字宮の谷に鎮座していましたが、いつの時代にか現在地に遷座したとされています。女河八幡宮は、古くから湖西地方の総鎮守として崇敬を集めてきました。戦国時代には、武田信玄の軍勢によって社殿が焼失しましたが、江戸時代初期に再建されました。現在の社殿は、弘化3年（1846年）に再建されたものです。

• 創建：斉明天皇元年（655年）
• 鎮座地：岡崎字宮の谷（当初）→現在地
• 総鎮守：湖西地方
• 社殿焼失：戦国時代（武田信玄の軍勢による）
• 社殿再建：江戸時代初期
• 現在の社殿：弘化3年（1846年）再建

訪問者のためのヒントと注意点

女河八幡宮を訪れる際には、以下の点にご注意ください。

• 例祭は、10月第2日曜日に行われます。
• 例祭当日は、多くの参拝客で賑わいます。
• 駐車場は、限られていますので、公共交通機関のご利用をお勧めします。
• 社殿内は、撮影禁止です。
• 参拝の際は、帽子やサングラスを外すなど、敬虔な態度でお参りしましょう。

駐車場情報

女河八幡宮には、専用の駐車場はありません。近隣には、有料駐車場がいくつかありますので、そちらをご利用ください。

• 専用駐車場：なし
• 近隣有料駐車場：あり

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