三方原の赤松に遥拝する、歴史ある神社

基本情報

東三方神社は、静岡県浜松市北区東三方町に鎮座する神社です。三方原台地の赤松という所に、積志・半田方面（現在の浜松市東区）に居住する奥山半増坊（浜松市北区の方広寺）を崇拝する人々が、当地を遥拝地として整備しました。

• 住所: 静岡県浜松市北区東三方町
• 電話番号: なし
• アクセス: 遠鉄電車「遠州西ヶ崎駅」から車（タクシー）で約10分（約4km）
• 例祭日: なし

例祭の主なイベントと催し物

東三方神社の例祭は、毎年10月に行われます。例祭では、神輿渡御や獅子舞などの伝統芸能が披露されます。

神輿渡御

神輿渡御は、例祭のメインイベントです。神輿は、神社から町内を巡行し、五穀豊穣や無病息災を祈願します。神輿渡御には、多くの人々が参加し、町中は熱気に包まれます。

獅子舞

獅子舞は、例祭のもう一つの見どころです。獅子舞は、獅子頭をかぶった舞手が、笛や太鼓に合わせて舞う伝統芸能です。獅子舞は、厄除けや招福を祈願するもので、多くの人々から親しまれています。

• 内容：獅子頭をかぶった舞手が、笛や太鼓に合わせて舞う伝統芸能
• 特色：厄除けや招福を祈願するもので、多くの人々から親しまれている

ご利益と神様

東三方神社のご利益は、五穀豊穣、無病息災、厄除け、招福などです。御祭神は、奥山半増坊です。奥山半増坊は、鎌倉時代に活躍した僧侶で、三方原の地に奥山寺を開山しました。奥山半増坊は、人々から篤く信仰され、その徳を慕って多くの人が奥山寺を訪れました。東三方神社は、奥山半増坊の功績を称えて建立された神社です。

• 五穀豊穣
• 無病息災
• 厄除け
• 招福

由緒と歴史

東三方神社の創建は、江戸時代後期です。三方原台地の赤松という所に、積志・半田方面（現在の浜松市東区）に居住する奥山半増坊（浜松市北区の方広寺）を崇拝する人々が、当地を遥拝地として整備しました。鳥居は奥山半増坊に向けて建てられ、1882年（明治15年）には浄水盤、梵字彫刻の石碑、道標などが建てられて、遠州の名所になりました。その後、1941年の太平洋戦争突入直前には、戦敵の攻撃目標にならないようにとの理由で、松の大木や鳥居、石碑などが撤去されました。終戦後には復興されて、1964年（昭和39年）には、赤松鳥居の建て替えに合わせて「東三方神社」が建立され、現在に至ります。

• 江戸時代後期に創建
• 奥山半増坊を崇拝する人々が、当地を遥拝地として整備
• 1941年に太平洋戦争の影響で鳥居や石碑が撤去
• 終戦後に復興され、1964年に「東三方神社」が建立

訪問者のためのヒントと注意点

東三方神社を訪れる際には、以下の点に注意してください。

• 神社は住宅街の中にあります。騒音や迷惑行為は慎みましょう。
• 神社には駐車場がありません。公共交通機関を利用するか、近隣の有料駐車場を利用しましょう。
• 神社は小規模です。団体での参拝は事前に予約することをおすすめします。

駐車場情報

東三方神社には、専用の駐車場はありません。近隣には、有料駐車場がいくつかあります。

• タイムズ浜松東三方町
• パークアンドライド東三方町
• 三方原パーキング

近年流行っている出店・屋台