飯南町の秋祭り、はやしこ奉納と連理木

基本情報

• 住所: 島根県飯石郡飯南町上赤名1652
• 電話番号: 0854-76-2138
• アクセス: 松江駅または出雲市駅から高速バスで広島行に乗り、たたら壱番地で下車。町営バスに乗り換え、飯南町「赤名駅」で下車。徒歩5分。
• 例祭日: 11月1日～3日

例祭の主なイベントと催し物

赤穴八幡宮の例祭は、毎年11月1日から3日まで行われる盛大な祭りです。例祭期間中は、様々なイベントや催し物が開催され、多くの人で賑わいます。

はやしこ奉納

例祭のメインイベントである「はやしこ奉納」は、11月2日に行われます。はやしことは、花笠をかぶり、浴衣姿の囃子手が華やかに楽を打ち鳴らしながら御神幸に随行し、街を巡るものです。はやしこの起源は古く、平安時代にはすでに奉納されていたと伝えられています。はやしこの演奏は、五穀豊穣や無病息災を祈願するもので、その華やかな衣装と軽快なリズムは、見る人を魅了します。

• 内容：花笠をかぶり、浴衣姿の囃子手が華やかに楽を打ち鳴らしながら御神幸に随行し、街を巡る
• 特色：平安時代から続く伝統的な芸能
• 見どころ：華やかな衣装と軽快なリズム

神楽奉納

例祭期間中には、神楽奉納も行われます。神楽は、神々に奉納される伝統芸能で、舞や音楽、物語などが組み合わさったものです。赤穴八幡宮の神楽は、出雲神楽と石見神楽の中間的な要素を持った神楽で、七座・三番叟・能舞の三部構成となっています。七座は、神事として行われていたもので、古くからの伝統を継承しており貴重であるため、昭和36年に島根県の無形民俗文化財に指定されました。

• 内容：舞や音楽、物語などが組み合わさった伝統芸能
• 特色：出雲神楽と石見神楽の中間的な要素を持った神楽
• 見どころ：七座、三番叟、能舞の三部構成

ご利益と神様

赤穴八幡宮のご利益は、厄除開運、武運長久、学問成就です。主祭神である別雷神は、雷神として知られ、厄災を祓い、五穀豊穣をもたらす神様として信仰されています。また、玉依姫は、縁結びや安産の神様として、健角見神は、武勇の神様として崇敬されています。そのため、赤穴八幡宮は、厄除けや開運、合格祈願、縁結び、安産祈願、武運長久など、様々なご利益を求める人々が参拝に訪れます。

• 厄除開運
• 武運長久
• 学問成就
• 縁結び
• 安産祈願

由緒と歴史

赤穴八幡宮の創建は、宝亀元年（770年）と伝えられています。当初は松尾神社と呼ばれ、山城賀茂族の神々を祀っていました。平安時代後期に、赤名の五十町歩が京都石清水八幡宮の荘園となり、松尾神社に赤穴別宮が置かれて紀氏赤穴氏が地頭として派遣されました。以後紀氏が神職をつとめ、鎌倉時代末期の動乱の際に、紀季実が赤穴八幡宮を再建しました。再建にあたり、奉納された木彫八幡三神像は現存し、国の重要文化財に指定されています。

• 創建：宝亀元年（770年）
• 当初の名称：松尾神社
• 平安時代後期：赤穴別宮が置かれる
• 鎌倉時代末期：紀季実が再建
• 木彫八幡三神像：国の重要文化財

訪問者のためのヒントと注意点

赤穴八幡宮を訪れる際には、以下の点に注意してください。

• 例祭期間中は、多くの参拝客で賑わうため、早めの参拝がおすすめです。
• 境内は、段差や滑りやすい場所があるため、歩きやすい靴で参拝してください。
• 赤穴八幡宮には、駐車場がありません。公共交通機関を利用するか、近隣の駐車場を利用してください。
• 赤穴八幡宮は、住宅街の中にあります。大声で騒いだり、ゴミを捨てたりしないようにしましょう。

駐車場情報

赤穴八幡宮には、専用の駐車場はありません。公共交通機関を利用するか、近隣の駐車場を利用してください。近隣には、以下の駐車場があります。

• 飯南町役場駐車場（徒歩5分）
• 道の駅赤来高原駐車場（徒歩10分）
• 赤名駅駐車場（徒歩10分）

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