松江のホーランエンヤ、10年に一度の船神事

基本情報

• 住所: 島根県松江市殿町477
• 電話番号: 0852-21-1389
• アクセス: 松江城から徒歩7分
• 例祭日: 10年に1度（次回は2029年）

例祭の主なイベントと催し物

城山稲荷神社の例祭は、10年に1度行われるホーランエンヤという船神事です。ホーランエンヤは、城山稲荷神社のご神霊を船で阿太加夜神社にお運びし、7日間の祈願ののち、城山稲荷神社にお還りになるというものです。

渡御祭

ホーランエンヤの初日に行われるのが渡御祭です。渡御祭では、神輿船を囲んで約100隻の船行列が大橋川を下ります。船行列は、櫂伝馬船、神輿船、神器船、供船などで構成されており、その総延長は1キロメートルにもなります。渡御祭は、松江の夏の風物詩として親しまれています。

中日祭

ホーランエンヤの中日に行われるのが中日祭です。中日祭では、櫂伝馬船による櫂伝馬踊りが奉納されます。櫂伝馬踊りは、櫂伝馬船の上で櫂を漕ぎながら踊る踊りです。櫂伝馬踊りは、ホーランエンヤのクライマックスであり、多くの観客でにぎわいます。

還御祭

ホーランエンヤの最終日に行われるのが還御祭です。還御祭では、阿太加夜神社から城山稲荷神社まで再び船行列が行われます。還御祭は、ホーランエンヤのフィナーレであり、多くの観客でにぎわいます。

ご利益と神様

城山稲荷神社のご利益は、商売繁盛、家内安全、交通安全などです。また、稲荷神社は五穀豊穣の神様としても知られており、農業関係者からも信仰を集めています。

• 商売繁盛
• 家内安全
• 交通安全
• 五穀豊穣

由緒と歴史

城山稲荷神社は、松江藩初代藩主である松平直政が、寛永15年（1638年）に創建した神社です。直政は、松江城の鬼門除けとして稲荷神社を勧請したと言われています。その後、城山稲荷神社は松江藩の祈願所となり、歴代藩主の崇敬を受けました。

• 創建：寛永15年（1638年）
• 開祖：松平直政
• 祭神：宇迦之御魂神、誉田別尊
• 由緒：松江藩の祈願所

訪問者のためのヒントと注意点

城山稲荷神社を訪れる際には、以下の点に注意してください。

• ホーランエンヤは10年に1度開催されるため、開催年に合わせて参拝計画を立てましょう。
• ホーランエンヤ期間中は、松江市内の交通規制が行われます。公共交通機関を利用するか、時間に余裕を持って参拝しましょう。
• 城山稲荷神社は、松江城のすぐ近くにあります。松江城と合わせて参拝すると、松江の歴史をより深く知ることができます。

駐車場情報

城山稲荷神社には、専用の駐車場はありません。周辺のコインパーキングを利用するか、公共交通機関を利用してください。

• 専用駐車場：なし
• 周辺のコインパーキング：あり
• 公共交通機関：松江駅から徒歩15分

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