神輿放り投げ、五穀豊穣を祈る

基本情報

概要

• 住所：島根県仁多郡奥出雲町下阿井1417
• 電話番号：0854-56-0522（阿井八幡宮）
• アクセス：阿井コミュニティーセンターへご駐車下さい。
• 例祭日：10月1日

例祭の主なイベントと催し物

概要

阿井八幡宮の例祭は、毎年10月1日に行われる伝統的な祭りです。五穀豊穣を祈願する勇壮な祭りで、神輿を投げ落とす「押輿神事」が最大の見どころです。また、直会（なおらい）や芸能奉納など、さまざまな催し物が行われます。

押輿神事

概要

押輿神事は、神輿を石段から投げ落とすという珍しい神事です。上地区と下地区に分かれた男衆が、重さ120kgを超える神輿を奪い合い、五穀豊穣を祈願します。神輿は、石段を転がり落ちながら、男衆によって受け止められ、境内まで運ばれます。この神事は、五穀豊穣を祈願するだけでなく、地域住民の結束力を高める役割も果たしています。

• 内容：神輿を石段から投げ落とす神事
• 特色：重さ120kgを超える神輿を男衆が奪い合う

直会（なおらい）

概要

直会は、神事の後に行われる宴会です。地域住民が集まって、食事をしたり、お酒を飲んだりしながら、交流を深めます。直会は、神事の成功を祝うだけでなく、地域住民の親睦を深める役割も果たしています。

• 内容：神事の後に行われる宴会
• 特色：地域住民が集まって食事やお酒を楽しむ

芸能奉納

概要

芸能奉納は、神事の後に行われる芸能の披露です。地元の芸能団体などが、神楽や獅子舞、太鼓などの芸能を奉納します。芸能奉納は、神を楽しませるだけでなく、地域住民に伝統芸能を伝える役割も果たしています。

• 内容：神事の後に行われる芸能の披露
• 特色：地元の芸能団体による神楽や獅子舞、太鼓などの芸能

ご利益と神様

概要

阿井八幡宮のご利益は、五穀豊穣、家内安全、厄除け、商売繁盛などです。また、安産や子育てのご利益もあるとされています。祭神は、誉田別尊（ほんだわけのみこと）、比賣大神（ひめおおかみ）、息長足姫命（おきながたらしひめのみこと）の三柱です。誉田別尊は、八幡神の総本社である宇佐八幡宮の祭神であり、武神、厄除けの神として信仰されています。比賣大神は、八幡神の妻神であり、安産、子育ての神として信仰されています。息長足姫命は、神功皇后のことです。神功皇后は、応神天皇の母であり、武勇の神、勝利の神として信仰されています。

• ご利益：五穀豊穣、家内安全、厄除け、商売繁盛、安産、子育て
• 祭神：誉田別尊、比賣大神、息長足姫命

由緒と歴史

概要

阿井八幡宮の創建は、永長元年（1096年）と伝えられています。奥湯谷の米山城主であった佐野氏が、京都の石清水八幡宮から分社して勧請したとされています。その後、阿井八幡宮は、仁多郡の総鎮守として崇敬を集めました。戦国時代には、尼子氏や毛利氏などの武将が参拝したと伝えられています。江戸時代には、松江藩の藩主である松平氏が阿井八幡宮を保護しました。明治時代以降も、阿井八幡宮は地域住民の信仰を集める神社として親しまれています。

• 創建：永長元年（1096年）
• 勧請元：京都の石清水八幡宮
• 歴史：仁多郡の総鎮守として崇敬を集める。戦国時代には、尼子氏や毛利氏などの武将が参拝。江戸時代には、松江藩の藩主である松平氏が保護。

訪問者のためのヒントと注意点

概要

阿井八幡宮を訪れる際には、以下の点に注意してください。

• 例祭は、毎年10月1日に行われます。例祭当日は、多くの参拝客で賑わいますので、早めの参拝をおすすめします。
• 阿井八幡宮には、駐車場はありません。公共交通機関を利用するか、近隣の駐車場に駐車してください。
• 阿井八幡宮は、山の中腹に位置しています。参拝する際には、歩きやすい服装と靴を着用してください。
• 阿井八幡宮は、神聖な場所です。参拝の際には、静かに参拝してください。

駐車場情報

概要

阿井八幡宮には、駐車場はありません。公共交通機関を利用するか、近隣の駐車場に駐車してください。阿井八幡宮の近くには、以下の駐車場があります。

• 阿井コミュニティーセンター駐車場
• 阿井小学校駐車場
• 阿井中学校駐車場

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