滋賀 菅原神社 野洲市 例祭:火渡り奇祭!2025年も熱き神事が!
イベントの概要
滋賀県野洲市にある菅原神社では、毎年2月25日、菅原道真公の命日にあわせて「火渡り神事」が行われます。鎌倉時代から続く護摩木を燃やす神事に、41年前から裸足で火床を渡る行事が加わり、全国的にも珍しい奇祭として知られています。
3メートルにも及ぶ火床には、一万本の護摩木が燃え盛ります。その炎の上を、参加者一人ひとりが宮司の励ましを受けながら裸足で渡りきり、無病息災や家内安全を祈願します。火渡りを終えると、墨で足型を取り、「足型守」として持ち帰り、寝室に飾ることで願いが叶うとされています。
2016年の例祭では、県内外から130名もの参拝者が集まり、最年少5歳の男の子も元気よく参加しました。 熱気を帯びた神聖な空間で、伝統と信仰が融合するこの火渡り神事は、忘れがたい体験となるでしょう。2025年度も、多くの参拝者にとって、心に残る神事となることが期待されています。 お問い合わせは菅原神社(TEL:077-587-2003)まで。
基本情報
- 開催日: 2月25日(菅原道真公の命日)
- 開催時間: 午前中の神事時間については、菅原神社へ直接お問い合わせください。
- 住所・開催場所: 滋賀県野洲市永原1041 菅原神社
- お問い合わせ先: 菅原神社 TEL:077-587-2003
主なイベント
菅原神社の例祭のハイライトは、なんといっても「火渡り神事」です。一万本の護摩木が燃え盛る3メートルの火床を、裸足で渡るという、全国的にも珍しい神事です。この神事は、無病息災や家内安全を祈願するもので、参加者一人ひとりが宮司の励ましを受けながら、勇気と決意を持って火床を渡ります。 火渡り後には、墨で足型を取り、「足型守」として持ち帰ることができます。寝室に飾ると願いが叶うと伝えられています。
火渡り神事
火渡り神事は、単なるイベントではなく、古くから伝わる神聖な儀式です。 一万本の護摩木が燃え上がる炎の熱さ、そしてそれを裸足で渡る緊張感、達成感…それは、言葉では言い表せないほどの、深く心に刻まれる体験となるでしょう。 宮司による神事の後、参加者たちは順番に火床へと進みます。 宮司が一人ひとりに手を当て、励まし、祈りを込めて送り出します。 炎の熱さ、そして無事に渡りきった達成感、それはまさに、一年の無病息災を願う神事のクライマックスと言えるでしょう。
- 内容:燃え盛る護摩木の火床を裸足で渡る神事
- 目的:無病息災、家内安全の祈願
- その他:火渡り後には墨で足型を取り「足型守」を作成。寝室に飾ると願いが叶うとされる。
神事
火渡り神事に先立ち、本殿において祝詞奏上や玉串奉献などの神事が執り行われます。 厳粛な雰囲気の中、神職による神聖な儀式は、参加者たちの心を清め、神事への準備を整えます。 この神事は、火渡り神事の成功と、参拝者たちの願いが叶うよう祈りを捧げる大切な儀式です。 古来より伝わる神道の作法にのっとり、神職が神前で神々に祈りを捧げる様子は、見る者の心を深く揺さぶるでしょう。
- 内容:祝詞奏上、玉串奉献など
- 目的:火渡り神事の成功と参拝者の祈願成就
寒水(みずごり)
神事の後、宮司が身を清める「寒水(みずごり)」の儀式が行われます。 これは、神聖な儀式にふさわしい清浄な心身で臨むための、重要な儀式です。 宮司が身を清める様子は、神事の厳粛さを改めて感じさせるでしょう。 この儀式は、古くから伝わる神道の伝統を今に伝える、貴重なものです。
- 内容:宮司による身を清める儀式
- 目的:神事への準備、清浄な心身
アクセス方法
菅原神社へのアクセスは、公共交通機関と車、どちらでも可能です。
- 電車の場合:JR野洲駅から北東へ約3km。タクシーまたはバスをご利用ください。バス路線については、野洲市のホームページ等でご確認ください。
- 車の場合:名神高速道路・栗東ICから約20分。神社周辺には駐車場がありますが、台数に限りがあるため、公共交通機関のご利用をおすすめします。
駐車場情報
- 神社周辺に数台分の駐車場があります。台数に限りがあるため、満車の場合は近隣の有料駐車場をご利用ください。
その他の情報
火渡り神事への参加を希望される方は、動きやすい服装でお越しください。また、天候によっては気温が低くなる可能性がありますので、防寒対策も忘れずにお願いします。足元は裸足で火床を渡ることになりますので、足に怪我などがないか事前にご確認ください。