日吉大社山王祭2025：神輿が舞う！琵琶湖畔の勇壮な歴史絵巻
イベントの概要
滋賀県大津市にある日吉大社で、2025年4月12日(土)～15日(火)に開催される山王祭は、1300年以上の歴史を誇る伝統的な例祭です。国の重要無形民俗文化財にも指定されており、湖国三大祭の一つとして知られています。祭りのハイライトは、なんといっても山王七社神輿の渡御！4月12日の「午の神事」、13日の「宵宮落とし」では、神輿が麓に到着する様子や、松明の火を頼りに急坂を下る勇壮な姿が見られます。13日には、甲冑を着た子どもたちが花を供える華やかな「花渡り式」も開催されます。さらに、14日の例祭では、天台宗総本山比叡山延暦寺より天台座主が参拝し、神仏習合の名残を感じさせる貴重な神事が執り行われます。そして、圧巻は14日の神輿渡御！7基の神輿が神社を出て町内を巡り、琵琶湖上へと進みます。琵琶湖上では、粟津御供と呼ばれるお供え物が膳所の5つの神社により奉納され、壮大な神輿が琵琶湖を渡る様子は、まさに歴史絵巻！夜間の神輿渡御は、提灯の灯りが幻想的な雰囲気を醸し出し、昼間とはまた違った魅力があります。日吉大社山王祭は、勇壮な神事、華やかな行列、そして琵琶湖という雄大な自然を背景に繰り広げられる、忘れられない体験となるでしょう。 アクセスはJR湖西線「比叡山坂本駅」または京阪電車石山坂本線「坂本比叡山口駅」から徒歩圏内です。ただし、当日は近辺で車輌通行規制が行われますので、公共交通機関の利用が推奨されます。 ぜひ、2025年の山王祭で、歴史と伝統、そして自然の織りなす壮大な祭りを体感してください！
基本情報
- 開催日：2025年4月12日(土)～15日(火)
- 開催時間：各神事によって異なります。詳細は日吉大社公式サイトをご確認ください。(例: 午の神事 4月12日 18:30～、宵宮落とし 4月13日 18:30～、例祭 4月14日 10:00～、神輿渡御 4月14日 14:30～など)
- 住所・開催場所：滋賀県大津市坂本5-1-1 日吉大社・坂本一帯
- アクセス：
- 電車：JR湖西線「比叡山坂本駅」より徒歩20分・バス5分、京阪電車石山坂本線「坂本比叡山口駅」より徒歩10分
- 車：名神京都東IC、西大津バイパス下坂本ICから約10分 (※当日は近辺で車輌通行規制が行われます。公共交通機関の利用を推奨)
- 問い合わせ先：日吉大社 TEL:077-578-0009 URL: http://hiyoshitaisha.jp/event/sannou/
主なイベント
日吉大社山王祭は、山王七社神輿を中心とした、様々な神事や儀式で構成される大規模な祭りです。神輿の渡御は、琵琶湖畔の美しい景色を背景に繰り広げられ、勇壮な姿と幻想的な雰囲気の両方を味わえます。 古くからの伝統と現代が融合した、見どころ満載のイベントです。
午の神事
4月12日に行われる「午の神事」は、牛尾山（八王子山）から神輿を東本宮へ担ぎ降ろす神事です。奥宮から東本宮へ神輿が遷される様子は、暗闇の中、松明の火を頼りに急坂を下る勇壮な姿で、見る者を魅了します。大山咋神と妃神・鴨玉依姫神の結婚を再現する儀式ともいわれ、神様の結婚式を再現するともいわれている神事です。神輿を担ぐ駕輿丁（かよちょう）の献身的な姿にも注目です。
- 日時：2025年4月12日（予定）18:30～
- 場所：日吉大社 奥宮～東本宮
- 見どころ：松明の火と神輿、駕輿丁の勇壮な姿
花渡り式
4月13日に行われる「花渡り式」は、山王祭の中でも最も華やかな神事です。甲冑を着た5歳前後の子供たちが、出産を迎える神様にお祝いのお花を供える儀式です。満開の桜並木の中を練り歩く、可愛らしい子供たちの姿は、祭りに優雅な雰囲気を添えます。
- 日時：2025年4月13日（予定）13:00～
- 場所：生源寺～宵宮場
- 見どころ：桜と甲冑姿の子供たち、優雅な雰囲気
宵宮落とし神事
4月13日に行われる「宵宮落とし神事」は、大山咋神・鴨玉依姫神による出産、御子神誕生の儀式ともいわれています。宵宮場と呼ばれる場所に4基の神輿が並べられ、生源寺で読み上げ式を済ませた駕輿丁が到着すると、一斉に神輿を揺さぶります。神輿が1メートル以上ある高さから地面に落とされる瞬間は、御子神誕生の瞬間とされ、大変勇壮な神事です。その後、近くの鼠社まで到着を競い、西本宮拝殿へと進みます。この神事で初めて山王神輿7基が揃います。
- 日時：2025年4月13日（予定）18:30～
- 場所：生源寺～宵宮場～西本宮
- 見どころ：神輿の激しい揺さぶりと、地面に落とされる瞬間の迫力
例祭
4月14日に行われる「例祭」は、日吉大社で最も大切なお祭りです。7基の山王神輿の前で厳粛な神事が執り行われ、天台宗総本山比叡山延暦寺より天台座主が参拝し、御神前に五色の奉幣、般若心経の読経を奉納されます。日吉大社と延暦寺の深い縁を感じさせる、文化的にも貴重な神事です。
- 日時：2025年4月14日（予定）10:00～
- 場所：日吉大社 西本宮
- 見どころ：厳粛な神事、天台座主の参拝
神輿渡御
4月14日に行われる「神輿渡御」は、西本宮に祀られる大己貴神が、天智天皇の御代、大和の国・大神神社から琵琶湖を渡って比叡山の麓・坂本まで来られた神話を再現したものです。7基の神輿が神社を出て町内を巡り、琵琶湖上へと進みます。琵琶湖上では、粟津御供と呼ばれるお供え物が膳所の5つの神社によりお供えされます。壮大な7基の神輿が琵琶湖を渡る様子は、歴史絵巻のように華やかです。
- 日時：2025年4月14日（予定）14:30～
- 場所：日吉大社～琵琶湖
- 見どころ：琵琶湖を渡る7基の神輿の壮大な光景
アクセス方法
日吉大社山王祭へのアクセスは、電車と車、2つの方法があります。電車をご利用の場合は、JR湖西線「比叡山坂本駅」または京阪電車石山坂本線「坂本比叡山口駅」が最寄駅です。「比叡山坂本駅」からは徒歩20分、「坂本比叡山口駅」からは徒歩10分と、比較的アクセスしやすい立地です。バスを利用する場合は、駅前から出ているバスを利用することも可能です。一方、お車でお越しの際は、名神京都東IC、西大津バイパス下坂本ICから約10分です。ただし、祭典期間中は近隣道路で交通規制が行われる可能性が高いので、公共交通機関の利用を強く推奨します。特に、神輿渡御が行われる時間帯は混雑が予想されますので、時間に余裕を持って行動計画を立ててください。
- 電車：JR湖西線「比叡山坂本駅」、京阪電車石山坂本線「坂本比叡山口駅」
- 車：名神京都東IC、西大津バイパス下坂本ICから約10分 (※交通規制あり。公共交通機関利用推奨)
駐車場情報
日吉大社周辺には駐車場がありますが、山王祭期間中は大変混雑し、駐車できない可能性が高いです。公共交通機関の利用を強く推奨します。どうしても車でお越しの場合は、周辺の有料駐車場などを事前に調べておくことをお勧めします。
- 周辺有料駐車場の利用を推奨
その他の情報
山王祭は、屋外で長時間過ごすイベントです。歩きやすい靴を履いて、帽子や日焼け止め、飲み物などを持参することをお勧めします。天候によっては、雨具が必要となる場合もありますので、事前に天気予報を確認し、適切な服装で参加しましょう。また、神事中は静かに参観し、他の参拝者の迷惑にならないよう配慮しましょう。写真撮影は、神事の邪魔にならない範囲でマナーを守って行いましょう。
公式情報
日吉大社公式サイト：http://hiyoshitaisha.jp/event/sannou/
問い合わせ先：日吉大社 TEL:077-578-0009
