2026年 福島 相馬小高神社 例祭で蘇る勇壮な伝統の野馬追
イベントの概要
福島県南相馬市の相馬小高神社で開催される2026年の例祭「相馬野馬追」は、1,000年以上の歴史を誇る勇壮な伝統祭です。毎年5月の最終土曜日から月曜日にかけて行われ、甲冑に身を包んだ約400騎の騎馬武者たちが、先祖伝来の旗指物を翻し、時代絵巻のような荘厳な行列を繰り広げます。例祭の最大の見どころは最終日に相馬小高神社境内で行われる「野馬懸」。白装束の御小人が素手で野馬を捕らえ神前に献納する神事は、その起源が1,000年以上前に遡り、地域の平和と繁栄を祈願する重要な伝統行事として今も受け継がれています。鄙びた街並みと馬のまちとして知られる南相馬市小高区で繰り広げられるこの祭りは、多くの観光客や地元住民を魅了し、歴史の息吹を肌で感じられる貴重な体験となっています。
基本情報
- 開催日: 2026年5月23日(土)~5月25日(月)
- 開催時間: 5月23日 9:30~夕方まで、5月24日 9:30~夕方まで、5月25日 9:00~12:00頃
- 主な開催場所: 福島県南相馬市小高区 相馬小高神社境内(福島県南相馬市小高区小高字古城13番地)
- 住所(相馬小高神社): 福島県南相馬市小高区小高字古城13番地
- その他関連会場:
- 相馬中村神社(福島県相馬市中村北町140番地)
- 雲雀ヶ原祭場地(福島県南相馬市原町区牛来字出口地内)
- 南相馬市鹿島区(総大将お迎え場所)
主なイベント
2026年の相馬小高神社例祭「相馬野馬追」は、約3日間にわたり福島県南相馬市で伝統的な祭典が繰り広げられます。各日ごとに歴史ある神事や騎馬武者の勇壮な行列、多彩な競技などが開催され、地域の平和と繁栄を祈願するとともに訪れる人々に感動をもたらします。特に最終日に相馬小高神社で行われる野馬懸は、伝統の神事として地域の誇りとされており、多くの見物客を魅了します。
初日:出陣式と総大将お迎え
初日は、相馬中村神社、相馬太田神社、相馬小高神社の相馬三社で騎馬武者たちが出陣式を執り行います。騎馬武者は甲冑姿で整列し、祖先の加護を祈願した後、御本陣である雲雀ヶ原祭場地へ向けて出陣します。また、南相馬市鹿島区の北郷陣屋では総大将のお迎えが行われ、副大将をはじめとする武者たちが整列して歓迎し、訓示を受けた後に雲雀ヶ原祭場地へ進軍する壮大な行事です。
二日目:お行列・甲冑競馬・神旗争奪戦
祭典のハイライトである二日目は、南相馬市原町区の野馬追通りで約400騎の騎馬武者が威風堂々とした「お行列」を繰り広げます。甲冑をまとった騎馬武者が、先祖伝来の旗指物をはためかせながら雲雀ヶ原祭場地を目指して進軍します。正午からは「甲冑競馬」が行われ、白鉢巻を締めた騎馬武者たちが砂埃の中を全速力で疾走。続いて13時からは「神旗争奪戦」が開催され、炎の中から舞い降りる御神旗を巡って激しい奪い合いが繰り広げられ、観客の熱狂を呼びます。
三日目:野馬懸と例大祭
最終日には、相馬小高神社境内で伝統の「野馬懸」が行われます。白装束に身を包んだ御小人と呼ばれる神事役たちが、放たれた野馬を追い込み、素手で野馬を捕らえ神前に献納します。この神事は、相馬野馬追の中でも古式ゆかしい伝統を色濃く残しており、地域の安寧と繁栄を祈願する重要な儀式です。同日に相馬民謡や踊りの奉納もあり、例大祭式典によって祭典の締めくくりとなります。
- 歴代相馬藩候墓前祭:相馬小高区同慶寺にて武運長久の祈願(5月22日)
- 宵乗り行列(お繰り出し):小高区駅通りほかで騎馬武者の行列(5月23日午前)
- 帰り馬行列(お上がり)と火の祭:小高区駅前通りおよび周辺で提灯や松明で祭りを盛り上げる(5月24日夕方〜夜)
- 例大祭式典:神事と伝統芸能奉納で祭典の締めくくり(5月25日)
価格・チケット情報
相馬野馬追のうち、2日目に雲雀ヶ原祭場地で開催される甲冑競馬と神旗争奪戦を観覧するには有料の観覧チケットが必要です。自由席の前売り券は1人800円で、当日は1,000円となります。また、前売り指定席もあり価格は1人1万円からで、ゆったりと観覧できます。チケットはコンビニやチケットぴあで販売され、当日券は雲雀ヶ原祭場地で購入可能ですが、前売り券の販売状況によって制限がかかる場合があります。チケットの販売開始時期や現在の販売状況は公式ホームページで最新情報を確認するとよいでしょう。
- 自由席前売り:800円/自由席当日:1,000円
- 指定席前売り:1万円〜(席種により異なる)
- 販売場所:コンビニ、チケットぴあ、雲雀ヶ原祭場地(当日券)
アクセス方法
相馬野馬追の主要会場は複数ありますが、代表的なメイン会場は福島県南相馬市原町区の雲雀ヶ原祭場地です。公共交通機関では、JR常磐線の原ノ町駅が最寄り駅となり、駅から会場まではシャトルバスの運行もあり、所要時間は約10分です。また、2026年には品川駅と原ノ町駅を結ぶ臨時特急「相馬野馬追号」が運行され、首都圏からのアクセスが一層便利になります。車の場合は常磐自動車道南相馬I.Cから会場まで約15分です。他にも相馬中村神社や相馬小高神社にはそれぞれ最寄りのJR常磐線の駅から徒歩でアクセス可能です。
- 電車:JR常磐線「原ノ町駅」からシャトルバスで約10分
- 臨時特急「相馬野馬追号」(品川駅~原ノ町駅間)運行予定(2026年限定)
- 車:常磐自動車道南相馬I.Cから約15分
- その他会場アクセス
- 相馬中村神社:JR相馬駅から徒歩約20分、常磐道相馬I.Cから車で約5分
- 相馬小高神社:JR小高駅から徒歩約15分、常磐道南相馬I.Cから車で約20分
駐車場情報
- 雲雀ヶ原祭場地周辺には無料の臨時駐車場が複数設けられる予定です。過去には原町第一小学校(約240台)、南相馬ジャスモール(約700台)などが利用されています。
- 相馬中村神社、相馬小高神社にもそれぞれ20台程度の駐車場がありますが規模が小さいため、混雑が予想される日は公共交通機関の利用がおすすめです。
- 祭典期間中は会場周辺で交通規制がありますので、利用の際は最新の交通規制情報を確認してください。
その他の情報
祭典観覧時は甲冑姿の騎馬武者が行列を行うため、観覧場所では騎馬武者よりも低い位置に立つこと、行列の横切りや馬の後ろに立たないなど、伝統的なマナーを守ることが求められます。また、野馬追は屋外のイベントであり、砂埃が舞うこともあるため、帽子やマスク、水分補給用の飲み物を持参するとよいでしょう。会場周辺は混雑が予想されるため、安全面にも注意してください。


