駒形大神社例祭2026 – 市川の奇祭「にらめっこおびしゃ」体験記
イベントの概要
千葉県市川市大野町の駒形大神社では、毎年1月20日に「にらめっこおびしゃ」と呼ばれる全国的にも珍しい伝統行事が開催されます。この行事は安政年間(1854~1860年)の記録をもとに約200年にわたり行われ、市川市の無形民俗文化財にも指定されています。氏子たちは朝から境内の準備に励み、三臼の餅つきを行い、厄払いのために餅ぶつけを実施します。午後には、行司をはさんで氏子二人が熱燗入りの大盃を持ちにらめっこを行い、笑ったほうが負けとなり、罰としてさらに大盃の酒を飲み干すというユーモアあふれる奇祭です。また、例祭は、地域の結束と無病息災、そして笑いを大切にする市川ならではの文化を今に伝える貴重な機会です。地元住民はもちろん、伝統文化に触れたい方や珍しい祭りを見学したい方にもおすすめのイベントです。
基本情報
- 開催日: 2026年1月20日(火)
- 開催時間: 午前8時から午後3時ごろ(にらめっこの儀式は14:10頃開始)
- 場所: 駒形大神社境内
- 住所: 千葉県市川市大野町4-2757
- 最寄駅: JR本八幡駅からバス「駒形大神社」下車、徒歩7分
主なイベント
駒形大神社の例祭「にらめっこおびしゃ」は、歴史と伝統が息づく奇祭であり、市川市の氏子たちが一体となって行う多彩な行事が特徴です。この祭りは一日を通して複数の伝統的な儀式や交流行事が盛り込まれており、地域の絆と無病息災を願う気持ちが色濃く反映されています。特に、終盤に行われるにらめっこの儀式は、見学者も引き込む独特の雰囲気を持ち、祭りの最大の見どころとなっています。
餅つきと餅ぶつけ
例祭の始まりは氏子たちによる三臼の餅つきからスタートします。臼は「三臼(みうす)」と呼ばれ、それぞれ異なる用途の餅が作られます。1臼目は経五寸(約15cm)の煎餅形、2臼目は烏帽子型兜や擬宝珠型兜などの供物用の形に整えられ、神前に供えられます。3臼目の餅は「餅ぶつけ」と呼ばれる厄払いの行事に使われ、参加者は互いに餅を投げ合い、餅に当たるとその年の無病息災や厄除けの効果があると信じられています。祭りの合間には子どもたちも加わり大いに盛り上がります。
にらめっこの儀式
祭りのクライマックスは「にらめっこおびしゃ」と呼ばれる独特の儀式です。氏子たちが二組に分かれ、行司を中心に一対一で向かい合います。両者は熱々の熱燗を満たした大盃を手に取り、笑わずに相手をじっと見つめ合いながら盃を同時に飲み干し、同時に置くというルールのもと行われます。笑いや視線逸らしが判定の対象となり、負けた側には「罰盃」として再び大盃の酒が注がれ、飲み干す罰が待っています。この儀式は江戸時代から続く伝統で、会場は笑いと緊張感が入り混じる独特な空気に包まれます。
当番宿引き継ぎと神前参拝
祭りの中では、前日の準備を行った氏子当番宿から次の当番宿への引き継ぎ式が催されます。これは祭りの運営を円滑に行うための重要な儀式で、神前に供えられた注連縄や供物の管理を継承します。引き継ぎ後は神社で祈祷が行われて五穀豊穣と村内安全を祈願し、氏子全員が御神酒をいただきます。
- 三臼の餅つきと供物の準備
- 餅ぶつけでの厄払いと無病息災祈願
- 熱燗入り大盃でのにらめっこ対決と罰盃
- 当番宿から当番宿への日記受け渡しと引き継ぎ式
- 神前参拝による五穀豊穣・村内安全祈願と御神酒授与
- 氏子同士の交流と地域の結束を深める祭礼行事
アクセス方法
駒形大神社の例祭「にらめっこおびしゃ」へのアクセスは公共交通機関の利用が便利です。最寄り駅はJR総武線・地下鉄新宿線の本八幡駅で、駅からはバスが運行しており、「駒形大神社」バス停で下車後、徒歩約7分で会場に到着します。徒歩では駅から少し距離があるため、時間に余裕を持って訪れることをお勧めします。また、周辺は閑静な住宅街のため、混雑時も公共交通機関の利用がスムーズです。
- 最寄駅: JR本八幡駅(総武線、地下鉄新宿線)
- バス利用: 本八幡駅より「駒形大神社」バス停下車 徒歩7分
- 徒歩: 駅から約15分ほど
駐車場情報
- 駒形大神社境内に専用駐車場の案内はありません。
- 周辺は住宅街のため、公共交通機関の利用を推奨します。
- 近隣のコインパーキング利用が可能ですが、台数に限りがあるため注意が必要です。


