秋祭りで巡行するずいきみこし

基本情報

御園神社は、京都府八幡市上奈良御園に鎮座する神社です。

• 住所: 京都府八幡市上奈良御園9番10番合地
• 電話番号: なし
• アクセス: 京阪本線「石清水八幡宮」駅からバスで約15分「上奈良」下車、徒歩約1分
• 例祭日: 10月第2日曜日

例祭の主なイベントと催し物

御園神社の例祭は、毎年10月第2日曜日に開催されます。例祭では、五穀豊穣を祈願して、ずいき（里芋の茎）で屋根を葺き、その年に採れた30種類以上の野菜で飾り付けられた「ずいきみこし」が巡行します。ずいきみこしは、京都府の無形民俗文化財に登録されており、八幡市の代表的な祭りとして知られています。

ずいきみこし巡行

ずいきみこし巡行は、例祭のメインイベントです。ずいきみこしは、神社を出発し、上奈良地区を巡行します。巡行中は、ずいきみこしを担ぐ人々が「ワッショイ、ワッショイ」と掛け声をかけながら、威勢よく練り歩きます。沿道には多くの人々が集まり、ずいきみこしを眺めて楽しんでいます。

• 内容: ずいきみこしを担いで上奈良地区を巡行
• 特色: 五穀豊穣を祈願する伝統的な祭り

野菜の展示

例祭では、神社境内に野菜の展示が行われます。展示される野菜は、すべて上奈良地区で採れたものです。新鮮で色鮮やかな野菜が並び、訪れた人々の目を楽しませています。

• 内容: 上奈良地区で採れた野菜の展示
• 特色: 新鮮で色鮮やかな野菜が並ぶ

露店の出店

例祭では、神社境内に露店が立ち並びます。露店では、たこ焼き、焼きそば、綿菓子などの屋台グルメが販売されています。また、野菜や果物などの農産物も販売されており、多くの人々が買い物を楽しんでいます。

• 内容: たこ焼き、焼きそば、綿菓子などの屋台グルメや農産物の販売
• 特色: 地元の人々でにぎわう

ご利益と神様

御園神社のご利益は、五穀豊穣、厄除け、開運招福です。御祭神は、天児屋根命（あめのこやねのみこと）、武甕槌命（たけみかづちのみこと）、経津主命（ふつぬしのみこと）の三柱の神様です。天児屋根命は、天孫降臨の際に邇邇芸命（ににぎのみこと）を先導した神様で、縁結びや厄除けのご利益があるとされています。武甕槌命は、東国の平定に功績のあった神様で、勝負運や開運招福のご利益があるとされています。経津主命は、須佐之男命（すさのおのみこと）の子で、武勇の神様として知られています。

• 五穀豊穣
• 厄除け
• 開運招福
• 縁結び
• 勝負運

由緒と歴史

御園神社の創建は、延暦6年（787年）と伝えられています。桓武天皇が河内国交野に行幸の際に、この里に立ち寄り鷹狩りをしていると神託があり、同年冬10月、大納言・藤原継縄に命じて社を建立させ、奈良・春日大社から三神を移座して建立されたのが始まりとされています。その後、南北朝時代1352年（正平7年/文和元年）の「八幡合戦（八幡の戦い）」や1468年（応仁2年）3月の「応仁の乱」の兵火によって炎上した後、1494年（明応3年）9月に新殿を造営し再建されたと伝えられています。

• 創建: 延暦6年（787年）
• 創建者: 大納言・藤原継縄
• 御祭神: 天児屋根命、武甕槌命、経津主命
• 所在地: 京都府八幡市上奈良御園9番10番合地

訪問者のためのヒントと注意点

御園神社を訪れる際には、以下の点にご注意ください。

• 神社の駐車場はありません。公共交通機関または徒歩でお越しください。
• 神社は山の中にあります。歩きやすい靴でお越しください。
• 神社には授与所がありません。お守りやお札を希望される方は、事前にご連絡ください。
• 神社は静かな場所にあります。騒いだり、大声を出したりしないでください。

駐車場情報

御園神社には、専用の駐車場はありません。公共交通機関または徒歩でお越しください。お車でお越しの方は、近隣のコインパーキングをご利用ください。

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