札幌市営地下鉄東豊線
東豊線(とうほうせん)は、北海道札幌市東区の栄町駅から同市豊平区の福住駅までを結ぶ、札幌市営地下鉄の路線です。中央のレールをまたいでゴムタイヤで走行する方式の案内軌条式鉄道です。
概要
札幌市東区は多くの人口を抱えているにもかかわらず、1971年の地下鉄南北線開業後も主たる交通機関は都心部へ直行する路線バスでした。その結果、冬季の積雪による車線減少やバスの高頻度運行が主要道路の慢性的な渋滞を引き起こしていました。そのような状況を解消するために新路線が建設され、まず1988年に栄町駅 – 豊水すすきの駅間が開業しました。さらに、1994年に豊水すすきの駅 – 福住駅間が延伸開業しました。
車両基地
東豊線沿線には車両基地が無いため東豊線の車両は東西線二十四軒駅 – 西28丁目駅間にある西車両基地に所属しています。このため、東西線と東豊線は専用の連絡線で結ばれています。
乗り換え
当初、大通駅とさっぽろ駅における南北線と東豊線の乗り換えは、いずれも改札内乗り換えの方法を採用していましたが、2017年(平成29年)9月1日からさっぽろ駅での乗り換え方法が改札外乗り換えに変更されました。
路線データ
- 路線距離(営業キロ):13.6 km
- 駅数:14駅(起終点駅含む)
- 複線区間:全線
駅名一覧
栄町駅
玉林酒家