山北郷の総鎮守、筥堅八幡宮の秋祭り
基本情報
- 概要:山北郷の総鎮守で、筥堅八幡宮の秋祭り。
- 住所:村上市勝木地内
- アクセス:日本海東北自動車道「朝日まほろばIC」から車で約35分
- 例祭日:2024年9月9日(土)・10日(日)
例祭の主なイベントと催し物
筥堅八幡宮の例祭は、毎年9月9日と10日に行われる山北郷最大の祭りです。例祭では、様々な神事や行事が行われます。
宵宮
例祭の前夜に行われる宵宮では、氏子会と勝和会が中心となり、各種神事・行事が催行されます。御神輿巡行の由来は不詳のため相当古くから行われていると思われます。奉納花火は、昭和25年頃、寄付を集めて始められたもので、現在も寄付のみで打ち上げられる気持ちのこもった花火として愛されています。
大名行列
例祭のメインイベントである大名行列は、10日午後0時45分から行われます。1822年(文政5)村上藩主内藤信敦が京都所司代となったのを三条郷民が祝って10万石格式の行列を模して神輿渡御を行ったのがその始まりとされています。大名行列の後、親が、子供の無事成長を祈って2歳〜3歳の子供を肩車に乗せ、神輿、太鼓とともに八幡宮社殿を3周して拝殿に納まる「舞込(まいこみ)」は、毎年多くの観光客を集めます。
奉納相撲
奉納相撲は、慶応2年頃、勝木集落にあった天王様の境内で、当時の若連中同志が集まって相撲をとったことが始まりで、その後、八幡宮境内に場所を移し、例大祭に合わせて飛入り自由で郷土青年が東西に分かれて相撲をとるようになりました。いつの頃からか越後・庄内の対抗相撲も行うようになり、現在も恒例となっています。昭和58年からは子ども相撲も加わりました。
稚児舞
稚児舞は、山北の神楽を参照。
- 宵宮:各種神事・行事が催行され、奉納花火が打ち上げられる。
- 大名行列:10万石格式の行列を模した行列が行われる。
- 奉納相撲:郷土青年が東西に分かれて相撲をとる。
- 稚児舞:子どもたちが神楽を奉納する。
ご利益と神様
筥堅八幡宮のご利益は、五穀豊穣、商売繁盛、家内安全、厄除け、交通安全などです。また、安産や子育てのご利益もあるとされています。御祭神は、応神天皇、仲哀天皇、神功皇后の三柱です。
- 五穀豊穣
- 商売繁盛
- 家内安全
- 厄除け
- 交通安全
- 安産
- 子育て
由緒と歴史
筥堅八幡宮は、延喜21年(921年)に福岡の筥崎八幡宮から分霊を勧請して創建されたと伝えられています。当初は、現在の社地から北西約1kmの場所に鎮座していましたが、1582年(天正10年)に現在地に遷座しました。筥堅八幡宮は、山北郷の総鎮守として崇敬を集めており、毎年9月9日と10日に行われる例祭には多くの参拝者が訪れます。
- 延喜21年(921年)に福岡の筥崎八幡宮から分霊を勧請して創建
- 当初は、現在の社地から北西約1kmの場所に鎮座
- 1582年(天正10年)に現在地に遷座
- 山北郷の総鎮守として崇敬を集める
- 毎年9月9日と10日に行われる例祭には多くの参拝者が訪れる
訪問者のためのヒントと注意点
筥堅八幡宮を訪れる際には、以下の点にご注意ください。
- 例祭期間中は、大変混雑しますので、公共交通機関のご利用をお勧めします。
- 駐車場は、限られていますので、早めにお越しください。
- 境内は、滑りやすい場所がありますので、足元には十分ご注意ください。
- ペットの同伴は、ご遠慮ください。
駐車場情報
筥堅八幡宮には、無料の駐車場が2ヶ所あります。
- 第1駐車場:筥堅八幡宮の西側にある駐車場です。収容台数は、約50台です。
- 第2駐車場:筥堅八幡宮の南側にある駐車場です。収容台数は、約30台です。
近年流行っている出店・屋台
屋台の種類 | 説明 |
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たこ焼き | 日本の祭りの定番。外はカリッと、中はトロッとした食感が特徴 |
じゃがバター | 熱々のジャガイモにバターをたっぷりと溶かしたシンプルながら人気のスナック |
ベビーカステラ | 小さなカステラは、子供から大人まで楽しめる甘くてふわふわのお菓子 |
鮎の塩焼き | 新鮮な鮎を丸ごと塩で焼いた、香ばしさが特徴の日本の夏の味覚 |
シャーピン | モチモチの皮で具材を包んだ、外国の影響を受けたユニークなグルメ |
お好み焼き | 具材を選べることが多く、自分好みの味を楽しめる日本の鉄板焼き料理 |
わたあめ | 子供たちに大人気の、綿のようにふわふわした甘いスナック |
チョコバナナ | バナナをチョコレートでコーティングした、見た目も楽しいデザート |
串焼き | さまざまな種類の食材が串に刺されて焼かれる、手軽に楽しめるスナック |
焼きそば | 炒めた麺に特製のソースを絡めた、日本のファストフード |