会津の初市「十日市」の神様、ほおずき市も有名
基本情報
会津の初市「十日市」の神様で、文禄2年(1593年)市神を祀ったのがはじまりとされています。明治32年火事に強い土蔵造りとして建てられており、京都と会津に一つずつしかなく、大変珍しい拝殿です。記録作成等の措置を講じるべき無形の民俗文化財です。
- 住所: 福島県会津若松市大町1-1-5
- 電話番号: 0242-27-9453
- アクセス: 電車:JR磐越西線会津若松駅からまちなか周遊バスハイカラさん・あかべぇ 北小路田中稲荷神社前下車すぐ
- 例祭日: 7月10日
例祭の主なイベントと催し物
田中稲荷神社の例祭は、毎年7月10日に行われる「ほおずき市」です。このお祭りは、会津の初市「十日市」の神様として知られる田中稲荷神社の例大祭で、多くの人で賑わいます。
ほおずき市
ほおずき市は、田中稲荷神社の境内とその周辺で行われる縁日です。露店が立ち並び、ほおずきや縁起物、地元の特産品などが販売されます。また、神楽や獅子舞などの伝統芸能の披露や、子供向けのゲームやアトラクションなども行われます。
- 内容: 露店が立ち並び、縁起物や地元の特産品などが販売される縁日
- 特色: ほおずきや縁起物の販売、神楽や獅子舞などの伝統芸能の披露、子供向けのゲームやアトラクション
ご利益と神様
田中稲荷神社のご利益は、五穀豊穣、商売繁盛、家内安全、交通安全などです。また、縁結びや子宝にもご利益があるとされています。御祭神は、倉稲魂命(ウカノミタマノミコト)、大宮比売命(オオミヤヒメノミコト)、猿田彦命(サルタヒコノミコト)、春日大神、住吉大神、松尾大神です。
- 五穀豊穣
- 商売繁盛
- 家内安全
- 交通安全
- 縁結び
- 子宝
由緒と歴史
田中稲荷神社の創建年代は不詳ですが、一説には長久三年(1042年)に稲荷神社の社殿が建てられたと伝えられています。至徳元年(1384年)、会津の領主であった葦名若狭守直盛公が城を築こうとしていたところ、何度も何度も城の縄張りをするものの、ついに心にかなうものは出来ませんでした。そのため、葦名直盛公はこの田中稲荷神社に祈願しました。その後、葦名直盛公は夢の中でお告げを受けます。目覚めてすぐに外を見やると、うっすらと雪が降り積もり、その上に狐の足跡が残っているではありませんか。葦名直盛公はこの足跡をたよりに城の縄張りをおこなったところ、比類なき名城が出来上がりました。これに喜んだ直盛公は、田中稲荷神社を勧請して城の守護神として祝い祀らせることとします。その守護神というのが、現在の鶴ヶ城稲荷神社です。また、文禄元年(1592年)に蒲生氏郷公がこの地の名称を『黒川』から『若松』に改め、それに伴って辻小路を通して棟を連ねさせて市を開かせました。その際、この地に昔から鎮座していた田中稲荷神社を市神として奉ったのだという。
- 創建年代は不詳
- 葦名直盛公が城を築く際に祈願
- 夢のお告げで狐の足跡を発見
- 足跡をたよりに城の縄張りを行い、名城が完成
- 直盛公が田中稲荷神社を勧請して城の守護神とする
- 蒲生氏郷公が地の名称を『黒川』から『若松』に改め、市を開く
- 田中稲荷神社を市神として奉る
訪問者のためのヒントと注意点
田中稲荷神社を訪れる際には、以下の点にご注意ください。
- 神社の境内は、土足厳禁です。
- 参拝の際は、鳥居の前で一礼してからお進みください。
- お賽銭は、賽銭箱に静かにお納めください。
- お参りの後は、鳥居の前で一礼してからお帰りください。
駐車場情報
田中稲荷神社には、専用の駐車場はありません。周辺のコインパーキングをご利用ください。
- 専用の駐車場はありません。
- 周辺のコインパーキングをご利用ください。
近年流行っている出店・屋台
屋台の種類 | 説明 |
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たこ焼き | 日本の祭りの定番。外はカリッと、中はトロッとした食感が特徴 |
じゃがバター | 熱々のジャガイモにバターをたっぷりと溶かしたシンプルながら人気のスナック |
ベビーカステラ | 小さなカステラは、子供から大人まで楽しめる甘くてふわふわのお菓子 |
鮎の塩焼き | 新鮮な鮎を丸ごと塩で焼いた、香ばしさが特徴の日本の夏の味覚 |
シャーピン | モチモチの皮で具材を包んだ、外国の影響を受けたユニークなグルメ |
お好み焼き | 具材を選べることが多く、自分好みの味を楽しめる日本の鉄板焼き料理 |
わたあめ | 子供たちに大人気の、綿のようにふわふわした甘いスナック |
チョコバナナ | バナナをチョコレートでコーティングした、見た目も楽しいデザート |
串焼き | さまざまな種類の食材が串に刺されて焼かれる、手軽に楽しめるスナック |
焼きそば | 炒めた麺に特製のソースを絡めた、日本のファストフード |