房総最古の浜降り神事、勇壮な裸若衆が海原を疾走
基本情報
上総国一宮の玉前神社を中心とする寄合い祭りです。玉前神社の神霊は、海中より玉として現れたと伝えられ、年に1度、その祭神である玉依媛を中心に、眷属となる諸神が集まるものとされています。
- 住所:千葉県長生郡一宮町一宮2457
- 電話番号:0475-42-2111
- アクセス:JR外房線一之宮駅から徒歩15分
- 例祭日:9月13日
例祭の主なイベントと催し物
上総十二社祭りは、毎年9月13日に行われる千葉県長生郡一宮町の一宮玉前神社の例祭です。この祭りは、玉前神社の神霊が、海中より玉として現れたと伝えられ、年に1度、その祭神である玉依媛を中心に、眷属となる諸神が集まるものとされています。例大祭では、長生郡一宮町一宮の玉前神社をはじめ、同町宮原の南宮神社、いすみ市岬町中原の玉崎神社、同町椎木の玉前神社、同町谷上の谷上神社から、計5社9基の神輿が釣ヶ崎の祭場に集結し、それぞれ神霊合わせの祭儀をいとなんでから、次々と還御の途についています。
上半身裸の男たちが神輿を担ぐ「裸祭り」
上総十二社祭りの最大の見どころは、上半身裸の男たちが神輿を担ぐ「裸祭り」です。この裸祭りは、江戸時代から続く伝統的なもので、毎年多くの観光客が訪れます。裸男たちは、威勢のいい掛け声を上げながら、神輿を担いで町中を練り歩きます。その勇壮な姿は、見る者を圧倒します。
- 内容:上半身裸の男たちが神輿を担ぐ
- 特色:勇壮な掛け声と威勢のいい担ぎ手
神輿の海上渡御
上総十二社祭りのもう一つの見どころは、神輿の海上渡御です。例大祭当日、玉前神社の神輿は、釣ヶ崎の海岸から海上に渡御します。神輿は、船に乗せられて、沖合まで進みます。そして、沖合で神事を行った後、再び海岸に戻ってきます。
- 内容:神輿を船に乗せて海上を渡御する
- 特色:神聖な雰囲気と厳かな神事
ご利益と神様
上総十二社祭りのご利益は、五穀豊穣、商売繁盛、家内安全、厄除けなどです。また、玉前神社は縁結びの神様としても知られており、多くの参拝者が訪れます。
- 五穀豊穣
- 商売繁盛
- 家内安全
- 厄除け
- 縁結び
由緒と歴史
上総十二社祭りの起源は、平安時代まで遡ります。当時は、上総国の一宮である玉前神社を中心に、周辺の12の神社が年に一度集まって、神事を行っていました。この神事が、現在の上総十二社祭りの原型となったと考えられています。
- 平安時代に起源
- 玉前神社を中心に12の神社が集まる神事
- 現在の祭りの原型
訪問者のためのヒントと注意点
上総十二社祭りを楽しむためのヒントと注意点を紹介します。
- 早めに行って場所を確保しましょう。
- 日差しが強いので、帽子や日傘を持参しましょう。
- 水分補給を忘れずにしましょう。
- 貴重品は肌身離さず持ち歩きましょう。
- 裸男たちの撮影は禁止されています。
駐車場情報
上総十二社祭り期間中は、会場周辺の駐車場が混雑します。公共交通機関を利用するか、早めに行って駐車場を確保しましょう。
- 会場周辺の駐車場は混雑
- 公共交通機関の利用がおすすめ
- 早めに行って駐車場を確保
近年流行っている出店・屋台
屋台の種類 | 説明 |
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たこ焼き | 日本の祭りの定番。外はカリッと、中はトロッとした食感が特徴 |
じゃがバター | 熱々のジャガイモにバターをたっぷりと溶かしたシンプルながら人気のスナック |
ベビーカステラ | 小さなカステラは、子供から大人まで楽しめる甘くてふわふわのお菓子 |
鮎の塩焼き | 新鮮な鮎を丸ごと塩で焼いた、香ばしさが特徴の日本の夏の味覚 |
シャーピン | モチモチの皮で具材を包んだ、外国の影響を受けたユニークなグルメ |
お好み焼き | 具材を選べることが多く、自分好みの味を楽しめる日本の鉄板焼き料理 |
わたあめ | 子供たちに大人気の、綿のようにふわふわした甘いスナック |
チョコバナナ | バナナをチョコレートでコーティングした、見た目も楽しいデザート |
串焼き | さまざまな種類の食材が串に刺されて焼かれる、手軽に楽しめるスナック |
焼きそば | 炒めた麺に特製のソースを絡めた、日本のファストフード |