三重県のオールナイトパチンコの特例とその背景
三重県だけ24時間営業の理由
三重県内のパチンコ店がオールナイトで営業できる独自の理由が存在します。
それは伊勢神宮の参拝客のためのトイレと駐車場提供が主な契機とされています。
伊勢神宮だけのトイレや駐車場では足りず、パチンコ店がその空きスペースを提供することで、参拝客にとっても便益が生じます。
さらに、寒い時期には店内で暖を取ることも可能です。
- 伊勢神宮の参拝客のため
- トイレと駐車場の提供
- 寒い時期の店内での暖を取り
営業時間の延長とその法的背景
通常、パチンコ店は風営法によって深夜0時~翌朝6時までの営業が制限されています。
しかし、三重県では1985年に条例が特別に制定され、12月31日の朝9時から1月1日の深夜25時まで、最大40時間の延長営業が可能とされています。
この条例は三重県内であればどのパチンコ店でも適用されます。
- 風営法とは別の都道府県の条例が優先
- 1985年に特別に認められた条例
- 最大40時間の延長営業が可能
オールナイト営業時の設定について
オールナイト営業時はパチンコ店にとって稼ぎ時であり、そのため設定が渋い可能性が高いとされています。これは店側が利益を最大化するための戦略ともいえるでしょう。
- 稼ぎ時であるため設定が渋い
- 店側の利益最大化の戦略
三重県パチンコオールナイト営業に関するYouTuberの動画配信禁止令
2023年~2024年の三重オールナイトパチンコ営業期間中、YouTuberによる動画配信が三重県全域で禁止されました。
この決定は、複数の要因に基づいていますが、主に以下の理由が挙げられます。
- 過去のトラブル:前年度のオールナイト営業中にYouTuberによるトラブルが発生したことが大きな要因です。これにはプライバシーの侵害や不適切な行動が含まれているとされます。
- 射幸心の煽りと公序良俗:動画配信によって射幸心を煽る可能性があり、これが公序良俗に反する行為と判断されました。また、パチンコ店内での撮影がゲームの公平性や他の客の遊技体験に悪影響を与えることも懸念されています。
- 伊勢神宮参拝客への配慮:オールナイト営業は元々伊勢神宮の参拝者への駐車場提供という名目で始まったものです。YouTuberの活動がこの原点から離れ、神聖な雰囲気を損ねるとの意見もありました。
- 近隣住民からのクレーム:パチンコ店周辺の住民から、YouTuberによる騒音や混乱が原因でクレームが多数寄せられました。これには、夜間の騒音や交通の混雑などが含まれます。
この禁止令は、遊技業界全体のイメージを保護し、三重県内でのパチンコ営業の健全性を維持するためにも重要な措置とされています。
パチンコホール側は、この禁止令の遵守を強く求めており、違反者には厳しい対応が取られることになるでしょう。
【今年の三重県のオールナイト】
三重県の組合がYouTuber禁止を発表したらしく
全てのお店で撮影ができないそうなので
(3店舗ほど問い合わせて同じ回答でした)
お店に迷惑かけるわけにもいかないので
今年は三重には行かず
実家に帰ろうと思います🎍 pic.twitter.com/BvRouQE1WI— まほろa.k.a.まほまほ (@aomorimahoro) November 22, 2023