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西大寺会陽(はだか祭り) 2024年度 歴史と開催情報

02月

西大寺会陽(はだか祭り)

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概要

西大寺会陽(はだか祭り)は、500年以上にわたって続く日本の伝統的な祭りであり、国の重要無形民俗文化財にも指定されています。
毎年2月の第3土曜日に開催され、厳冬の深夜に西大寺観音院の境内で「宝木」と呼ばれる護符の奪い合いが行われます。
この宝木を手にした者は「福男」と呼ばれ、その年の幸福が約束されます。

  • 開催日:令和6年は2024年2月17日(毎年2月の第3土曜日)
  • 開催時間:宝木投下 22:00
  • 開催場所:西大寺観音院
  • 住所:〒704-8116 岡山県岡山市東区西大寺中3-8-8
  • 電話番号:086-942-0101

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歴史と由来

永正年間(1504年~1521年)にお寺で配られる護符が大変な人気を博し、次第に護符を手に入れるための奪い合いが始まったとされています。
当初は紙製の護符でしたが、現在では木製に変わって「宝木」と呼ばれています。

参加方法と注意点

男性に限り、境内にまわし姿で入ることで誰でも参加可能です。
ただし、お酒を飲んでいる人、入れ墨をしている人、座敷用の足袋以外の履物を履いている人は参加できません。
事故防止のため、名札に「氏名・住所・緊急連絡先の電話番号・着替え場所&電話番号・血液型」を記入してまわしの腹部に着用する必要があります。

見どころ

祭りの見どころは、ふんどし一丁の男性たちが行う宝木の奪い合いです。
その迫力は圧巻で、参加者は肌が擦れ合い、冷水をかけられてもその熱気によって寒さを忘れるほどです。
また、個人戦だけでなく、最近ではチームを組んで宝木を取りに行くケースも増えています。

西大寺会陽(はだか祭り): 女性の参加条件

参加のプロセス

白装束を身にまとい、こり取り場で身を清め、本堂大床での祈願を含め、境内を3周練り歩きます。先導者から説明を受けた後、境内に入っていただきます。

詳細情報

  • 集合場所: 岡山商工会議所西大寺支所2階受付
  • 集合時間: 午後5時(時間厳守でお願いします。)
  • 参加資格: 18才以上の女性に限ります。但し、参加する18才以上の女性が同伴する場合は、小学生以上18才未満の女子も参加が可能です。
  • 定員: 人数制限を行う場合があります。早めにお申込みください。
  • 祈願時間: 午後7時から20分程度

必要な準備物

  • ①さらし
  • ②おこし(透けない厚手のネルをご準備ください。長さは、足首が隠れる程度)
  • ③ボクサータイプの白パンツ(色・柄物は厳禁)
  • ④足袋
  • ⑤脱衣したものを入れる袋
  • ⑥タオル
  • ⑦髪を束ねるゴムひも
  • ⑧雑巾
  • ⑨滝衣(奉賛会で指定、500円で貸出し)

※①~⑧は、各自でご準備ください。

その他の特記事項

祭りには地元の人々だけでなく、県外や海外からの参加者も多いです。
花火が打ち上げられることもあり、後祭りも約2週間にわたって開催されます。
祭りはテレビでも取り上げられることが多く、参加者たちは様々な戦術で宝木を手に入れようとします。