2024長崎ランタンフェスティバル
基本情報
長崎ランタンフェスティバルは、春節祭として長崎新地中華街の人々により始められ、平成6年から「長崎ランタンフェスティバル」として名を変え、規模を拡大しました。
長崎の歴史と中国の伝統文化が融合した、色彩豊かなイベントです。
- 名称: 長崎ランタンフェスティバル
- 日程:(令和6年)2024年2月9日(金) ~ 2024年2月25日(日)
- 所在地: 〒850-0842 長崎県長崎市新地町
- アクセス: JR長崎駅から長崎電軌1系統で8分、新地中華街電停から徒歩2分
会場一覧と地図
ランタンフェスティバルでは、様々な会場で異なるテーマのランタン装飾が楽しめます。
メインオブジェクトの展示や、幻想的な光景が広がる公園、縁結びの神様のオブジェ、歴史を感じられる孔子廟など、見所満載です。
湊公園会場
メイン会場となる湊公園では、干支をモチーフとしたメインオブジェのほか、大小様々なランタン装飾で会場を彩ります。訪れる人々を鮮やかな光の海へと誘います。
中央公園会場
華やかなランタンで装飾された中央公園会場では、動物のオブジェが多数展示されており、遊具も完備されているため、お子様連れの家族に特におすすめです。
新地中華街会場
新地中華街では、銅座川に映る“桃”色の灯りのスカイランタンが、夜空をロマンチックに照らし出します。
中島川公園会場
長崎市の代表的な観光スポット「眼鏡橋」のある中島川公園では、黄色いランタンが川面に映り込み、訪れる人々に幻想的な風景を提供します。
浜んまち会場
アーケードの天井を鮮やかなランタンが埋め尽くす浜んまち会場では、色とりどりの商店街が訪れる人々を楽しませます。また、中国の縁結びの神様「月下老人」のオブジェがこの場所に鎮座しています。
唐人屋敷会場
唐人屋敷跡は、中国から貿易のために長崎に来た人たちが生活していた場所です。今でも往時の面影を残すお堂やノスタルジックなまちなみが訪れる人々に一味違う雰囲気を提供しています。
孔子廟会場
孔子廟会場では、昔ながらの歴史を感じられる変面ショーが楽しめます。この孔子廟は清国政府と在日華僑が協力して建立したもので、長い歴史の息吹を今に伝えています。
- 入館料: 大人/660円、高校生/440円、小中学生/330円
見どころのイベント
フェスティバル期間中は、伝統的な中国文化を彩る様々なイベントが行われます。
皇帝パレードや媽祖行列、龍踊り、二胡演奏など、華やかで魅力的なパフォーマンスが盛りだくさんです。
皇帝パレード
2月17日(土)、2月24日(土)の14:00~16:30に開催される皇帝パレードは、清朝時代のお正月をイメージした豪華な行列です。中央公園を出発し、湊公園へ到着するこのパレードでは、皇帝・皇后の御輿を中心に、旗隊など総勢約100名が華麗な中国衣装をまとい、新年の祝賀を再現します。
媽祖行列(まそぎょうれつ)
2月11日(日)13:00~16:05に孔子廟から中央公園へ、そして2月18日(日)13:15~16:20には中央公園から孔子廟へ、媽祖行列が繰り広げられます。
この行列は、安全と繁栄を願い、海の女神媽祖を讃えるためのものです。
龍踊り
五穀豊穣と雨を祈る伝統的な神事起源の龍踊りは、龍衆が約20メートルの龍体を操り、力強く舞いながら雨を呼び込む姿が見せられます。
二胡演奏
胡弓演奏家Sissi-ji(季文馨)による二胡演奏は、ジャズからポップスまで様々なジャンルを取り入れ、聴衆を魅了するパフォーマンスを展開します。
変面ショー
孔子廟会場で毎日上演される中国変面ショーは、四川の川劇に属する国家機密ともされる伝統芸能です。仮面が瞬く間に変わる摩訶不思議なパフォーマンスは、見る者を魅了します。
ながさき恋ランタン
孔子廟中国歴代博物館では、極彩色のランタンオブジェとともに設置された祈願所にて、恋愛成就を願う「恋ランタン」を奉納することができます。
- 参加費: 1個1000円
歴史・由来
長崎ランタンフェスティバルは、元々「春節祭」として、長崎新地中華街の地元の人々が街の振興と中国の旧正月を祝うために始められたイベントです。平成6年(1994年)から「長崎ランタンフェスティバル」と名称を変え、規模を拡大して実施されています。
駐車場情報
フェスティバル期間中、専用の臨時駐車場は設けられていません。来場者は会場周辺のコインパーキングの利用が推奨されます。
交通規制情報
イベント開催中は時間帯によって、新地中華街会場の福建通り、中央公園会場付近で交通規制が行われますので、来場の際は公共交通機関の利用が便利です。
公式パンフレット
また、イベントの詳しい情報やスケジュールは、公式のパンフレットをご覧ください。