土佐三大祭!大松明が夜を照らす
基本情報
土佐三大祭の一つに数えられる久礼八幡宮大祭は、五穀豊穣の祈願と感謝の意を込めて、毎年旧暦の8月14・15日に行われます。
- 住所: 高知県高岡郡中土佐町久礼6515
- 電話番号: 0889-52-2473(中土佐町 水産商工課)
- アクセス: JR土佐久礼駅から徒歩約5分
- 例祭日: 旧暦8月14日、15日
例祭の主なイベントと催し物
久礼八幡宮大祭の主なイベントは、重さ約1tもの松明(たいまつ)を掲げた男衆が、深夜から明け方にかけ町内を練り歩く「御神穀(おみこく)さん」です。また、太鼓と太鼓をぶつけ合って競う「喧嘩太鼓」や、竹練り、獅子舞、天狗の舞、花火大会なども行われます。
御神穀(おみこく)さん
「御神穀さん」は、五穀豊穣を祈願する神事です。頭屋(とうや)を務める男衆の家から、収穫した新米や餅等を「久礼八幡宮」に奉納するための行列が出発します。その行列を先導するのが、轟々と火を上げる大松明です。頭屋の男衆は、地区の名誉をかけて大松明を担ぎ、火の粉をかぶりながら、社殿を目指して練り歩くのです。
喧嘩太鼓
「喧嘩太鼓」は、氏子である各地区の大太鼓の列同士が、互いの太鼓をぶつけ合って競うものです。ぶつかり合い、太鼓が打てなくなった方が負け。ぶつかり合う音や様子は、見る者の心を揺さぶる迫力があります。
竹練り
「竹練り」は、長さ約10mの竹を担いで練り歩く神事です。竹には、五穀豊穣や無病息災を願う短冊が下げられています。
獅子舞
「獅子舞」は、獅子頭をかぶった舞手が、笛や太鼓の音に合わせて舞う神事です。獅子舞は、厄除けや招福の祈願が行われます。
天狗の舞
「天狗の舞」は、天狗の面をかぶった舞手が、笛や太鼓の音に合わせて舞う神事です。天狗の舞は、五穀豊穣や無病息災を願う祈願が行われます。
花火大会
「花火大会」は、例大祭のクライマックスを飾るイベントです。約20分間にわたって、約1万発の花火が夜空を彩ります。
ご利益と神様
久礼八幡宮のご利益は、五穀豊穣、無病息災、厄除け、招福などです。また、海の神様としても知られており、漁業関係者から篤く信仰されています。
- 五穀豊穣
- 無病息災
- 厄除け
- 招福
- 海上安全
由緒と歴史
久礼八幡宮の創建は、1392年(明徳3年)と伝えられています。安和(現・須崎市)、久礼、上ノ加江(中土佐町)の総鎮守として、古くから崇敬を集めてきました。1585年(天正13年)には、長宗我部元親によって社殿が再建されました。その後、1707年(宝永4年)の地震で社殿が倒壊しましたが、1711年(正徳元年)に再建されました。
- 創建:1392年(明徳3年)
- 総鎮守:安和、久礼、上ノ加江
- 再建:1585年(天正13年)、1711年(正徳元年)
訪問者のためのヒントと注意点
久礼八幡宮を訪れる際には、以下の点にご注意ください。
- 例祭期間中は、非常に混雑します。時間に余裕を持って参拝してください。
- 駐車場は限られています。公共交通機関を利用するか、早めに行って駐車スペースを確保してください。
- 夏場は暑さが厳しいので、水分補給を忘れずに。また、日傘や帽子などの日よけ対策もしておきましょう。
- 境内は禁煙です。喫煙は所定の場所でお願いします。
駐車場情報
久礼八幡宮には、無料の駐車場が約50台分あります。しかし、例祭期間中は非常に混雑するため、公共交通機関を利用するか、早めに行って駐車スペースを確保してください。
- 収容台数:約50台
- 料金:無料
- 時間:24時間
近年流行っている出店・屋台
屋台の種類 | 説明 |
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たこ焼き | 日本の祭りの定番。外はカリッと、中はトロッとした食感が特徴 |
じゃがバター | 熱々のジャガイモにバターをたっぷりと溶かしたシンプルながら人気のスナック |
ベビーカステラ | 小さなカステラは、子供から大人まで楽しめる甘くてふわふわのお菓子 |
鮎の塩焼き | 新鮮な鮎を丸ごと塩で焼いた、香ばしさが特徴の日本の夏の味覚 |
シャーピン | モチモチの皮で具材を包んだ、外国の影響を受けたユニークなグルメ |
お好み焼き | 具材を選べることが多く、自分好みの味を楽しめる日本の鉄板焼き料理 |
わたあめ | 子供たちに大人気の、綿のようにふわふわした甘いスナック |
チョコバナナ | バナナをチョコレートでコーティングした、見た目も楽しいデザート |
串焼き | さまざまな種類の食材が串に刺されて焼かれる、手軽に楽しめるスナック |
焼きそば | 炒めた麺に特製のソースを絡めた、日本のファストフード |