奈良の冬を彩る伝統行事、春日若宮おん祭
基本情報
- 概要:奈良市の春日大社の摂社である春日若宮の例祭。平安末期の保延2年(1136年)に始まり、900年近く一度も途切れることなく行われている伝統行事。
- 住所:奈良県奈良市春日野町160
- 電話番号:0742-22-7788(春日大社)
- アクセス:JR奈良駅からバス(春日大社本殿行)で約11~15分、「春日大社本殿」下車すぐ。または市内循環バス(外回り)で約9分~13分「春日大社表参道」下車、徒歩約10分。
- 例祭日:12月15日~12月18日
例祭の主なイベントと催し物
春日若宮おん祭は、奈良市の冬を彩る伝統行事。平安末期の保延2年(1136年)に始まり、900年近く一度も途切れることなく行われてきた。例祭期間中は、さまざまな神事が執り行われ、多くの露店が立ち並ぶ。
お渡り式
例祭のクライマックスを飾る「お渡り式」は、若宮神のおわす御旅所に向かって、意匠を凝らした芸能集団や祭礼に関わる人々の行列が市中を練り歩く。行列は馬50頭、奉仕者1000名にもおよび、平安時代から江戸時代にかけてのさまざまな時代の風俗が一堂に会する様子は圧巻。
御旅所祭
「御旅所祭」は、お渡り式の後に御旅所で行われる神事。国の平安を祈願する厳粛な儀式で、午後3時半からは神楽・東遊・田楽・細男・猿楽(能楽)・舞楽など、午後11時ごろまで様々な芸能が奉納される。
奉納相撲
「奉納相撲」は、例祭の最終日に行われる神事。若宮神社の境内特設の土俵で、力士による奉納相撲が行われる。熱戦が繰り広げられ、多くの観客が詰めかける。
- 内容:力士による奉納相撲
- 特色:若宮神社の境内特設の土俵で行われる
ご利益と神様
春日若宮神社のご利益は、五穀豊穣、厄除け、開運招福、商売繁盛、家内安全など。若宮神は、春日大社の主祭神である武甕槌命(たけみかづちのみこと)の御子神で、春日大社四神の末社である。若宮神は、春日大社の神々の中でも特に若々しく、生命力にあふれた神様として信仰されている。
- 五穀豊穣
- 厄除け
- 開運招福
- 商売繁盛
- 家内安全
由緒と歴史
春日若宮神社の創建は、平安時代の保延2年(1136年)。藤原忠通(ふじわらのただみち)が、天下泰平、五穀豊穣、万民和楽を願って創建したと伝えられている。春日若宮神社は、春日大社の摂社であり、春日大社の神々の中でも特に若々しく、生命力にあふれた神様として信仰されている。
- 創建:平安時代の保延2年(1136年)
- 創建者:藤原忠通(ふじわらのただみち)
- 祭神:若宮神(春日大社の主祭神である武甕槌命(たけみかづちのみこと)の御子神)
訪問者のためのヒントと注意点
春日若宮神社を訪れる際には、以下の点に注意しよう。
- 例祭期間中は、多くの参拝客で混雑する。時間に余裕を持って参拝しよう。
- 春日若宮神社は、奈良公園内にあり、鹿が生息している。鹿に餌を与えたり、触ったりしないようにしよう。
- 春日若宮神社の境内は、撮影禁止となっている。撮影する場合は、事前に許可を得よう。
駐車場情報
春日若宮神社には、専用の駐車場はない。周辺の有料駐車場を利用しよう。春日大社駐車場(春日大社本殿の西側)が、最も近い駐車場である。
- 春日大社駐車場(春日大社本殿の西側)
- 奈良公園駐車場(東大寺二月堂の南側)
- 興福寺駐車場(興福寺五重塔の南側)
近年流行っている出店・屋台
屋台の種類 | 説明 |
---|---|
たこ焼き | 日本の祭りの定番。外はカリッと、中はトロッとした食感が特徴 |
じゃがバター | 熱々のジャガイモにバターをたっぷりと溶かしたシンプルながら人気のスナック |
ベビーカステラ | 小さなカステラは、子供から大人まで楽しめる甘くてふわふわのお菓子 |
鮎の塩焼き | 新鮮な鮎を丸ごと塩で焼いた、香ばしさが特徴の日本の夏の味覚 |
シャーピン | モチモチの皮で具材を包んだ、外国の影響を受けたユニークなグルメ |
お好み焼き | 具材を選べることが多く、自分好みの味を楽しめる日本の鉄板焼き料理 |
わたあめ | 子供たちに大人気の、綿のようにふわふわした甘いスナック |
チョコバナナ | バナナをチョコレートでコーティングした、見た目も楽しいデザート |
串焼き | さまざまな種類の食材が串に刺されて焼かれる、手軽に楽しめるスナック |
焼きそば | 炒めた麺に特製のソースを絡めた、日本のファストフード |