芳養八幡神社の秋祭り、馬駆けの迫力に圧倒！

基本情報

芳養八幡神社の秋祭りは、和歌山県田辺市中芳養にある芳養八幡神社で毎年11月3日に行われる例祭です。平安時代以降、山城石清水八幡宮の荘園であった芳養川流域一帯の鎮守社として勧請され、現在は中芳養、上芳養八ヶ村区の氏神となっています。

• 住所：〒646-0057 和歌山県田辺市中芳養803
• 電話番号：0739-23-1736
• アクセス：JRきのくに線「紀伊田辺駅」から「上芳養方面行」のバス「田尻」下車、徒歩約5分
• 例祭日：11月3日

例祭の主なイベントと催し物

芳養八幡神社の秋祭りの主なイベントは、流鏑馬（やぶさめ）です。流鏑馬とは、馬上から的に向かって矢を射る神事です。芳養八幡神社の流鏑馬は、上芳養・中芳養の各区の馬にまたがった乗子がそれぞれ3回ずつ的を狙い、矢が的を射抜くごとに観客から拍手喝采が起こります。時には紙吹雪や拍手に驚いた馬が暴れ出すこともありますが、それもまた祭りの醍醐味となっています。

流鏑馬

流鏑馬は、芳養八幡神社の秋祭りの最大の見せ場です。上芳養・中芳養の各区の馬にまたがった乗子が、それぞれ3回ずつ的を狙って矢を射ます。矢が的を射抜くたびに、観客から大きな拍手が起こります。

• 内容：馬上から的に向かって矢を射る神事
• 特色：芳養八幡神社の流鏑馬は、和歌山県の無形民俗文化財に指定されています。

馬駆け

馬駆けは、流鏑馬に次ぐ芳養八幡神社の秋祭りの名物行事です。馬駆けは、上芳養・中芳養の各区の馬が、神社の境内にある馬場を駆け抜ける神事です。馬駆けは、馬の速さと美しさを競うもので、観客からは歓声が上がります。

• 内容：神社の境内にある馬場を馬が駆け抜ける神事
• 特色：馬の速さと美しさを競うもので、観客からは歓声が上がります。

神輿渡御

神輿渡御は、芳養八幡神社の秋祭りのクライマックスを飾る行事です。神輿渡御は、神社の神輿を、上芳養・中芳養の各区の氏子が担いで、神社の境内や町内を練り歩く神事です。神輿渡御は、五穀豊穣や無病息災を祈願するもので、沿道には多くの見物客が詰めかけます。

• 内容：神社の神輿を、氏子が担いで神社の境内や町内を練り歩く神事
• 特色：五穀豊穣や無病息災を祈願するもので、沿道には多くの見物客が詰めかけます。

ご利益と神様

芳養八幡神社のご利益は、五穀豊穣、無病息災、家内安全、厄除け、交通安全などです。また、芳養八幡神社には、八幡三神（誉田別命、息長足姫命、玉依姫命）が祀られています。

• 五穀豊穣
• 無病息災
• 家内安全
• 厄除け
• 交通安全

由緒と歴史

芳養八幡神社の創建は、平安時代後期と伝えられています。芳養川流域一帯は、山城石清水八幡宮の荘園でしたが、承久の乱（1221年）によって、鎌倉幕府より地頭として湯浅氏が任命されて荘園に入りました。その後、次第に地頭権限を拡大しての乱暴や、所有地の強奪などの行為に耐えかねた住民たちは、領主の石清水八幡宮に訴えました。領主は荘園の治安維持と繁栄のため、正応2年（1289年）神徳あらたかなる八幡神を勧請させると共に楠本荘司（現在の宮司芳村氏の祖先）を遣わして荘園を治めさせました。以後芳養荘の治安も維持され、楠本氏も代々神職を続け神事に務めました。

• 平安時代後期に創建
• 山城石清水八幡宮の荘園であった芳養川流域一帯の鎮守社として勧請
• 鎌倉幕府より地頭として湯浅氏が任命
• 住民の訴えにより、石清水八幡宮が楠本荘司を遣わして荘園を治める
• 楠本氏も代々神職を続け神事に務める

訪問者のためのヒントと注意点

芳養八幡神社を訪れる際には、以下の点にご注意ください。

• 芳養八幡神社は、住宅街の中にあります。騒音や迷惑行為は慎みましょう。
• 芳養八幡神社の境内は、土足厳禁です。参拝前に靴を脱いでください。
• 芳養八幡神社の拝殿内は、撮影禁止です。
• 芳養八幡神社の秋祭り期間中は、多くの参拝客で混雑します。時間に余裕を持って参拝しましょう。

駐車場情報

芳養八幡神社には、専用の駐車場はありません。周辺のコインパーキングをご利用ください。

• 芳養八幡神社には、専用の駐車場はありません。
• 周辺のコインパーキングをご利用ください。

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