鳥羽の火祭り 2024 – 伝統の炎が照らす壮大な祭典
イベントの概要
鳥羽の火祭りは、約1200年の歴史を持ち、愛知県西尾市で開催される国指定重要無形民俗文化財です。
この祭りでは、高さ約5メートルの「すずみ」と呼ばれる松明に火が点けられ、勇敢な奉仕者たちが炎の中に飛び込む伝統的な儀式が行われます。
この祭りは、その年の天候や豊凶を占う重要な役割を持っています。
基本情報
- 開催日：2024年2月11日(日) ※雨天時は2月12日(月)に延期
- 開催時間：15:00頃 みそぎ、19:30頃 神事開始、20:00頃 すずみに点火
- 住所・開催場所：愛知県西尾市鳥羽町西迫89、鳥羽神明社
主なイベント
鳥羽の火祭りの主なイベントは、古来から伝わる壮大な火の儀式です。この祭りは、古い伝統と神秘的な雰囲気が融合し、見る者に深い感動を与えます。特に、「すずみ」と呼ばれる巨大な松明に点火されるシーンは、祭りのクライマックスとされています。
みそぎ儀式
午後3時頃から始まるみそぎ儀式では、参加者たちが海に入り、身を清めます。この儀式は、精神と体を浄化し、神々に近づくための重要な儀礼です。
神事の開始
夕方、約19:30頃からは鳥羽神明社で神事が開始されます。この時間帯は、祭りの準備と静かな祈りの時間となり、参加者たちは神々に敬意を表します。
「すずみ」への点火
20:00頃には、祭りのハイライトである「すずみ」への点火が行われます。高さ約5メートルの巨大な松明が燃え上がり、祭りの熱気が最高潮に達します。
- 勇敢な奉仕者たちが、炎の中に飛び込む様子は、この祭りの最も迫力のあるシーンです。
- 炎の中から神木と十二縄を取り出し、神殿に奉納する行為により、その年の豊凶が占われます。
- 参加者と観客は、古い伝統に根ざしたこの儀式を通じて、自然と人間の深い関係を再認識します。
この祭りは単なる娯楽ではなく、地域の文化と歴史を伝える重要なイベントです。それぞれの儀式には深い意味があり、参加者たちは祖先から受け継がれた伝統を守り、未来へと繋げていきます。
駐車場情報
- 駐車場：ふるさと公園･魚市場他、臨時駐車場(イナテック) 約460台
- 注意点：境内には駐車できません
アクセス方法
電車でのアクセスは、名鉄蒲郡線「三河鳥羽」駅下車後、徒歩約10分です。車でのアクセスは、東名高速道路「音羽蒲郡IC」から約40分、または「岡崎IC」から約60分です。
公式情報
- 公式サイト：鳥羽の火祭り公式サイト
- お問い合わせ：0563-57-7840 (西尾観光案内所)
この壮大な祭りは、その伝統と独特な雰囲気で、訪れる人々に深い印象を残します。地元文化の深さと共同体の絆を体験できる絶好の機会です。
