足立山の麓で1200年の歴史を紡ぐ、リハビリ発祥の神社

基本情報

葛原八幡神社は、福岡県北九州市小倉南区葛原4丁目3-1に鎮座する神社です。和気清麻呂公を祀る神社として知られ、足立山の麓に鎮座しています。創建は、和気清麻呂公の御事蹟に由来するもので、神護慶雲年間（767年～770年）にまで遡ります。

• 住所: 福岡県北九州市小倉南区葛原4丁目3-1
• 電話番号: 093-471-8931
• アクセス: 西鉄バス「葛原小学校前駅」下車 徒歩2分、JR日豊本線「安部山公園駅」下車 徒歩14分
• 例祭日: 10月第4土・日曜日

例祭の主なイベントと催し物

葛原八幡神社の例祭は、毎年10月第4土・日曜日に開催されます。例祭では、神輿渡御や奉納芸能、露店などが行われ、多くの人で賑わいます。

神輿渡御

例祭のメインイベントである神輿渡御は、神社から氏子地域を巡行します。神輿は、氏子によって担がれ、威勢の良い掛け声が響き渡ります。神輿渡御は、五穀豊穣や無病息災を祈願する神事です。

奉納芸能

例祭では、神輿渡御のほかにも、奉納芸能が行われます。奉納芸能では、地元の芸能団体による伝統芸能が披露されます。獅子舞や太鼓、神楽など、様々な芸能が奉納され、参拝者を楽しませます。

露店

例祭では、神社の境内や周辺に露店が立ち並びます。露店では、食べ物や飲み物、雑貨などが販売され、多くの人で賑わいます。露店は、例祭の雰囲気を盛り上げるのに一役買っています。

• 神輿渡御：氏子地域を巡行する神輿渡御。五穀豊穣や無病息災を祈願する神事。
• 奉納芸能：地元の芸能団体による伝統芸能の披露。獅子舞や太鼓、神楽など、様々な芸能が奉納される。
• 露店：神社の境内や周辺に立ち並ぶ露店。食べ物や飲み物、雑貨などが販売される。

ご利益と神様

葛原八幡神社のご利益は、健脚祈願、リハビリ成就、病気平穏です。和気清麻呂公の足立伝説にちなんで、健脚や平癒の神様として慕われています。また、和気清麻呂公は薬学にも長けており、子孫は代々宮延医官を勤めたと伝えられています。そのため、葛原八幡神社は治癒・リハビリテーションの発祥の地ともいわれています。

• 健脚祈願
• リハビリ成就
• 病気平穏

由緒と歴史

葛原八幡神社の創立は、和気清麻呂公の御事蹟に由来するものです。神護慶雲年間（767年～770年）に、称徳天皇の寵を受け、政界に進出した弓削道鏡は宇佐八幡神の神勅と偽り、皇位につこうとしました。称徳天皇は神託を確認するため、和気清麻呂公を大分県の宇佐八幡宮へ派遣。宇佐から都に帰った清麻呂公は「道鏡を天皇の位につけてはなりませんというお告げがありました」と報告しました。道鏡は怒って、清麻呂公の足の筋を切り、大隅（鹿児島県）へ流罪にしたそうです。途中、宇佐の海辺の村にたどり着いた清麻呂公。突然、山中から現れた多くの猪が清麻呂公を守護し宇佐八幡宮まで導きました。清麻呂公は、宇佐八幡神に祈ると「規矩群​​（きくぐん）の山麓の温泉に浴せば、必ず治る」という神のお告げがありました。山麓の温泉で数日療養すると、足の傷が良くなり立てるようになったということです。そのことから、温泉があった山を「足立山（あだちやま）」と呼ぶようになったと伝えられています。その後、清麻呂公は山麓に庵を結んで住み、八幡神に感謝し神祠（しんし）をたてて、奉斎しました。これが葛原八幡神社の始まりです。

• 和気清麻呂公の足立伝説に由来する神社
• 創立は神護慶雲年間（767年～770年）
• 和気清麻呂公が足の病を治したことから、健脚や平癒の神様として信仰される

訪問者のためのヒントと注意点

葛原八幡神社を訪れる際には、以下の点に注意してください。

• 神社は住宅街の一角にあり、駐車場は神社の裏手にあります。神社の裏手には細い道があるので、注意して運転してください。
• 神社の境内は、木々に囲まれていて、静かな雰囲気です。参拝の際は、他の参拝者の迷惑にならないようにしましょう。
• 神社には、和気清麻呂公の像や猪の像など、見どころがたくさんあります。ゆっくりと時間をかけて参拝してください。

駐車場情報

葛原八幡神社には、無料駐車場があります。駐車場は神社の裏手にあり、約20台駐車可能です。神社の裏手には細い道があるので、注意して運転してください。

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