秋分の日に、伝統芸能が奉納される花尾神社

基本情報

花尾神社は、鹿児島県鹿児島市花尾町に鎮座する神社です。源頼朝公、丹後局、清和天皇、永金阿闍梨を祀っています。

• 住所：〒891-1101 鹿児島県鹿児島市花尾町4043
• 電話番号：099-298-7669
• アクセス：鹿児島中央駅から車で約30分
• 例祭日：4月8日、9月23日

例祭の主なイベントと催し物

花尾神社の例祭は、毎年4月8日と9月23日に行われます。例祭では、様々なイベントや催し物が開催されます。

花尾の太鼓踊り

花尾の太鼓踊りは、花尾神社に伝わる伝統芸能です。江戸時代後期に編纂された『三国名勝図会』には、旧暦8月12日に神社の前庭で踊られていたことが記載されており、古くから奉納されていたことがわかります。現在は、毎年秋分の日に奉納されています。

• 内容：花尾神社に伝わる伝統芸能
• 特色：鉦と太鼓による勇壮な踊り

西上の太鼓踊り

西上の太鼓踊りは、東俣町西上に伝わる太鼓踊りで、朝鮮の役や関ヶ原の合戦の際に兵士を激励するために島津義弘がつくらせたといわれています。現在は、毎年秋分の日に奉納されています。

• 内容：東俣町西上に伝わる太鼓踊り
• 特色：二番鉦の高く響き渡る音が印象的

大平の獅子舞

大平の獅子舞は、花尾町大平に伝わる獅子舞で、元は旧暦2月12日に踊られるものでした。現在は、毎年秋分の日に奉納されています。

• 内容：花尾町大平に伝わる獅子舞
• 特色：農作物を荒らす獅子に、父をかみ殺された息子がその敵討ちをするというストーリーをなす庭狂言

岩戸の疱瘡踊り

岩戸の疱瘡踊りは、花尾町岩戸に伝わる踊りです。かつて天然痘が蔓延したときに、その予防と早い治癒を願って踊られたといわれています。現在は、毎年秋分の日に奉納されています。

• 内容：花尾町岩戸に伝わる踊り
• 特色：三味線、太鼓、拍子木を使用する風流な踊り

ご利益と神様

花尾神社のご利益は、安産、家内安全、厄除け、開運招福などです。祀られている神様は、源頼朝公、丹後局、清和天皇、永金阿闍梨です。源頼朝公は、鎌倉幕府の初代将軍で、武運の神様として信仰されています。丹後局は、源頼朝公の側室で、安産の神様として信仰されています。清和天皇は、平安時代の天皇で、学問の神様として信仰されています。永金阿闍梨は、花尾神社の別当寺である平等王院の開山で、厄除けの神様として信仰されています。

• 安産
• 家内安全
• 厄除け
• 開運招福

由緒と歴史

花尾神社の創建は、建保6年（1218年）と伝えられています。島津氏の初代藩主である忠久公が、源頼朝公の尊像を花尾山の麓に安置したのが始まりとされています。その後、忠久公は、養父の惟宗広言と丹後局を薩摩に迎え、広言を市来の地頭職に任じ、丹後局には厚地村と東俣村を与えました。丹後局は、この地に居を構え、花尾神社を篤く信仰しました。安貞元年（1227年）に丹後局が亡くなると、遺言によりこの地に葬られました。僧永金もまた、この地に祀られました。

• 建保6年（1218年）に創建
• 島津氏の初代藩主である忠久公が創建
• 源頼朝公の尊像を花尾山の麓に安置したのが始まり
• 丹後局が篤く信仰した神社
• 安貞元年（1227年）に丹後局が亡くなり、この地に葬られる

訪問者のためのヒントと注意点

花尾神社を訪れる際には、以下の点に注意してください。

• 神社は、鹿児島市花尾町4043にあります。
• 鹿児島中央駅から車で約30分です。
• 神社には、無料の駐車場があります。
• 神社は、年中無休で参拝することができます。
• 例祭は、毎年4月8日と9月23日に行われます。

駐車場情報

花尾神社には、無料の駐車場があります。駐車場は、神社の東側にあります。駐車場には、約30台駐車することができます。

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