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2025年葵祭:古都に響く雅やかな春の調べ!

05月

2025年葵祭:古都に響く雅やかな春の調べ!

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イベントの概要

風薫る5月、古都京都で繰り広げられる雅な祭典、葵祭。2025年も、平安時代の王朝絵巻を思わせる豪華絢爛な行列が、京都御所から下鴨神社、そして上賀茂神社へと約8キロメートルに渡り巡行します。500人を超える行列参加者、40頭以上の馬、そして牛や牛車など、壮大なスケールで展開される様子は圧巻です。 葵祭は、上賀茂神社と下鴨神社の例祭で、「賀茂祭」が正式名称。葵の葉を飾った行列が特徴で、京都三大祭のひとつに数えられています。

2025年の葵祭は、5月15日(木)10時30分から開催予定です。(雨天順延、前日18時頃判断)。 行列当日以外にも、5月1日から5月18日にかけて、賀茂競馬足汰式、騎射流鏑馬神事、斎王代女人列御禊の儀、歩射神事、賀茂競馬、御蔭祭、小川流煎茶献茶祭など、様々な前儀・後儀が行われます。これらの神事を通して、葵祭は五穀豊穣や無病息災を祈願する、古くから続く伝統行事であることがわかります。

京都御苑や下鴨神社参道では有料観覧席が設置され、行列を間近で鑑賞できます。 4月8日(火)からチケット販売開始です。 平安時代の装束や、斎王代の優雅な姿、そして神事の厳かな雰囲気など、見どころ満載の葵祭。ぜひ、この機会に古都京都の春の息吹を感じてください。

※ 2025年2月時点の情報です。最新情報は各掲載先でご確認ください。

前儀・後儀の詳細

5月1日(木)13:00~:賀茂競馬足汰式(上賀茂神社)

5月5日の賀茂競馬に先立ち、出走する馬の組み合わせを決める儀式。馬の脚の速さや健康状態などをチェックします。

5月3日(土)13:00~:騎射流鏑馬神事(下鴨神社)

葵祭の前儀として行われる神事。疾走する馬上から鏑矢で的を射る様子は迫力満点です。

5月4日(日)10:30~:斎王代女人列御禊の儀(上賀茂神社)

斎王代や女人列が御手洗川で身を清める神事。優美な王朝絵巻のような光景が広がります。

5月5日(月)11:00~:歩射神事(下鴨神社)

葵祭の沿道を弓矢で清める魔除けの神事。楼門の屋根を越えて鏑矢を飛ばす「屋越式」なども行われます。

5月5日(月)14:00頃~:賀茂競馬(上賀茂神社)

平安時代から続く競馬。舞楽装束の騎手が競走する様子は歴史を感じさせます。

5月12日(月)9:30~:御蔭祭(下鴨神社)

比叡山の御蔭山から神霊を本社へ迎える神事。神馬の背に神霊を遷す古代の信仰形態を今に伝えています。

5月18日(日)10:00~:小川流煎茶献茶祭(下鴨神社)

葵祭の関連行事として行われる煎茶の献茶式。小川流煎茶の宗匠による献茶手前を見学できます。

有料観覧席について

京都御苑と下鴨神社参道に有料観覧席が設置されます。 一般席、特別席、ロイヤルシートなど、様々な席種があり、料金は席種によって異なります。(詳細はチケット販売サイトをご確認ください)

アクセス

当日は交通規制が実施されます。時間に余裕を持ってご来場ください。

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基本情報

  • 開催日:2025年5月15日(木) ※雨天の場合は翌日16日(金)に順延。16日も雨天の場合は中止。(前日18時頃判断、公式ウェブサイト等で発表)
  • 開催時間:路頭の儀(行列):10時30分~(京都御所出発) ※下鴨神社到着:11時40分頃、上賀茂神社到着:15時30分頃。その他の神事の時間はそれぞれ異なります。(詳細は各神事の情報を参照)
  • 開催場所:
    • 路頭の儀(行列):京都御所 → 下鴨神社 → 上賀茂神社
    • 賀茂競馬足汰式:上賀茂神社(京都市北区上賀茂本山339)
    • 騎射流鏑馬神事:下鴨神社(京都市左京区下鴨泉川町59)
    • 斎王代女人列御禊の儀:上賀茂神社(京都市北区上賀茂本山339)
    • 歩射神事:下鴨神社(京都市左京区下鴨泉川町59)
    • 賀茂競馬:上賀茂神社(京都市北区上賀茂本山339)
    • 御蔭祭:下鴨神社(京都市左京区下鴨泉川町59)
    • 小川流煎茶献茶祭:下鴨神社(京都市左京区下鴨泉川町59)
  • 観覧席:京都御苑、下鴨神社参道に有料観覧席あり。4月8日(火)10時より販売開始。(詳細は公式ウェブサイト等で確認)
  • 料金:観覧席は場所・席種により料金が異なります。(詳細は公式ウェブサイト等で確認)

主なイベント

2025年の葵祭は、5月15日の路頭の儀(時代行列)が最大のハイライトですが、それ以外にも5月1日から18日にかけて様々な神事が行われ、古都京都の春の息吹を感じさせる、多彩なイベントが展開されます。 平安時代の装束をまとった行列や、神事の厳かな雰囲気、そして歴史と伝統を感じさせる様々な催しは、訪れる人々を魅了します。 これらのイベントを通して、葵祭が単なる行列イベントではなく、五穀豊穣や無病息災を祈願する、古くから続く伝統行事であることを実感できるでしょう。

路頭の儀(時代行列)

葵祭のクライマックス、約8キロメートルに及ぶ壮大な行列。京都御所から下鴨神社、そして上賀茂神社へと続く道中では、平安時代の装束を身につけた約500人の行列参加者、40頭以上の馬、牛、牛車、そして斎王代の乗る腰輿などが、雅楽の音色とともにゆっくりと進んでいきます。 行列は、束帯姿の近衛使代を中心とした本列と、十二単の斎王代を先頭に進む女人列の2つに分かれています。 斎王代の優雅な姿、華やかな衣装、そして行列の規模の大きさは、見る者を圧倒するほどの迫力です。 行列の沿道では、多くの見物客がその様子を写真に収めたり、見入ったりと、祭りの雰囲気を満喫しています。 京都御苑や下鴨神社参道では有料観覧席が設置され、より良い場所で観覧することができます。

  • 日時:2025年5月15日(木)10時30分~(京都御所出発)
  • ルート:京都御所 → 下鴨神社 → 上賀茂神社
  • 参加者:約500名、馬40頭以上、牛4頭、牛車2台、腰輿1台
  • 見どころ:斎王代の十二単姿、豪華な衣装、雅楽の音色、行列の壮大さ

賀茂競馬足汰式

5月5日に行われる賀茂競馬の組み合わせを決める儀式。上賀茂神社で執り行われ、馬の脚の速さや健康状態などを確認し、当日の出走順を決めます。烏帽子に浄衣の装束を身につけた騎手が騎乗した馬が、一ノ鳥居から本殿に向かって試走する様子は、歴史を感じさせる貴重な光景です。

  • 日時:2025年5月1日(木)13:00~
  • 場所:上賀茂神社
  • 内容:馬の試走、出走順決定

騎射流鏑馬神事

葵祭の前儀として、下鴨神社の糺の森で行われる神事。約400メートルの直線馬場に立てられた3つの的を、疾走する馬上から鏑矢で射抜く、勇壮で華麗な神事です。 平安時代から続く伝統的な神事であり、その迫力と神聖な雰囲気は、見る者に強い印象を与えます。 馬の疾走音と鏑矢の音が響き渡る様子は、葵祭の雰囲気を盛り上げる重要なイベントとなっています。

  • 日時:2025年5月3日(土)13:00~
  • 場所:下鴨神社(糺の森)
  • 内容:馬上から鏑矢で的を射る神事

斎王代女人列御禊の儀

斎王代と女人列が、上賀茂神社または下鴨神社の御手洗川で身を清める神事。 神事の前に、神様への奉仕にあたり身を清め、穢れを洗い流す儀式です。 十二単姿の斎王代が童女を従え、清流に両手を浸して身を清める様子は、優美で神聖な雰囲気に満ち溢れています。 この儀式は、葵祭の重要な前儀として、祭りの神聖さを高める役割を果たしています。 上賀茂神社と下鴨神社で1年交代で行われます。

  • 日時:2025年5月4日(日)10:30~
  • 場所:上賀茂神社
  • 内容:斎王代と女人列が御手洗川で身を清める儀式

その他の前儀・後儀

上記以外にも、歩射神事、賀茂競馬、御蔭祭、小川流煎茶献茶祭など、様々な神事が行われます。これらの神事を通して、葵祭の歴史と伝統、そして人々の信仰の深さを知ることができます。

価格・チケット情報

葵祭の路頭の儀(行列)を鑑賞するには、京都御苑内および下鴨神社参道に設置される有料観覧席のチケットが必要です。チケットは、4月8日(火)10時より販売開始されます。席種は一般席、特別席、ロイヤルシートなどがあり、料金は場所や席種によって異なります。

  • 販売方法:インターネット(会員登録が必要)、コンビニ店頭(セブン-イレブン)など
  • 料金:
    • 京都御苑:一般席(最前列)5,500円、一般席(2列目以降)4,000円、特別席(最前列)9,500円、特別席(2列目以降)8,000円、ロイヤルシート20,500円
    • 下鴨神社:一般席(最前列)5,500円、一般席(2列目以降)4,000円、まなび席(最前列)10,500円、まなび席(2列目以降)9,000円

    ※料金は全て税込です。

  • その他:各席種には公式ガイドブック、オーディオガイド、観覧記念符、手提げバッグが含まれています。ロイヤルシートには専属講師によるイヤホン解説(日本語/英語)、記念扇子、葵桂などが付きます。まなび席にはらくたび講師によるイヤホン解説(日本語)が付きます。

アクセス方法

葵祭の行列は京都御所から始まり、下鴨神社、上賀茂神社へと続きます。各会場へのアクセス方法は、公共交通機関を利用するのが便利です。 京都御所は、JR京都駅、京阪本線祇園四条駅からバスでアクセスできます。下鴨神社と上賀茂神社へは、京都市営バスを利用するのが便利です。 当日は交通規制が実施されるため、時間に余裕を持って公共交通機関をご利用ください。 また、混雑が予想されるため、早めの出発を推奨します。

  • 京都御所:JR京都駅、京阪本線祇園四条駅からバス
  • 下鴨神社:京都市営バス
  • 上賀茂神社:京都市営バス

駐車場情報

各会場周辺には駐車場がありますが、台数に限りがあり、当日は大変混雑が予想されます。公共交通機関の利用を強く推奨します。どうしても車でお越しの場合は、事前に駐車場の予約を検討することをお勧めします。

その他の情報

葵祭は5月に行われるため、天候に注意が必要です。雨天の場合は翌日順延となりますが、服装は天候に合わせた準備が必要です。 また、行列は長時間続くため、歩きやすい靴を履くことをお勧めします。 日差しが強い場合は帽子や日焼け止め、飲み物なども忘れずにお持ちください。 三脚や日傘の使用は禁止されている場合がありますので、ご注意ください。