津島天王祭 車楽舟の幻想的な宵祭り
基本情報
- 概要: ユネスコの無形文化遺産登録!車楽舟(だんじりぶね)行事
- 住所: 〒496-0853 津島市神明町1
- 電話番号: 0567-26-3216(尾張津島天王祭協賛会事務局)
- アクセス: 名鉄「津島」駅下車。徒歩約15分
- 例祭日: 2023年7月22日(土)、2023年7月23日(日)
例祭の主なイベントと催し物
尾張津島天王祭の例祭では、ユネスコの無形文化遺産に登録されている「車楽舟(だんじりぶね)行事」が最大の見どころです。この行事は、600年近くの歴史を持つ津島神社の祭礼として行われており、日本三大川祭りのひとつに数えられています。
宵祭り
宵祭りは、午後7時頃から如意点灯(提灯に点灯)が始まり、午後9時頃に、5艘の巻藁船(提灯船)が車河戸から天王川に漕ぎ出します。本町筋の地区は戦国期から津島五ヶ村と呼ばれ、北から米之座、堤下、筏場、今市場、下構(中島)でした。この5地区から祭船が出されます。主宰者は車屋と呼ばれ、祭船も単に「車」と呼ばれています。現在の宵祭りの船には稚児は乗っていません。囃子方が「津島笛」を奏します。順次、船が接岸すると車屋一行が御旅所の神輿に拝礼し帰船します。そして、巻藁船は車河戸に戻ります。
朝祭り
朝祭りにには市江の車楽舟(だんじりぶね)と津島の5艘の車楽舟が出ます。宵祭りが終わった夜、津島の5艘は、提灯を外すなどして夜を徹して朝祭用に飾り変えをします。車楽舟の二段屋台には置物(能人形)が飾られます。一番車には「高砂」が恒例となっています。前部には車屋が床机に腰掛けます。江戸期、車屋は祭期間中、苗字帯刀が許されていました。稚児、囃子方(締太鼓・笛・太鼓)、乗り方衆、祝司らが乗船し、天王川を奏楽しながら漕ぎ渡ります。
ご利益と神様
津島神社は、疫病除け、厄難災除のご利益があるとされています。主祭神は建速須佐之男命で、相殿には大穴牟遅命(大国主命)が祀られています。
- 疫病除け
- 厄難災除
- 五穀豊穣
- 商売繁盛
- 家内安全
由緒と歴史
津島神社の創建は、欽明天皇元年(540年)と伝えられています。弘仁元年(810年)には、正一位の神階と日本総社の号を奉られ、一条天皇の正暦年中(990年~995年)には、天王社の号を賜りました。戦国時代には、織田信長が津島神社を氏神として崇敬し、社殿の造営や寄進を行いました。江戸時代には、徳川家康が社領を寄進し、歴代将軍も参拝しました。
- 欽明天皇元年(540年)に創建
- 弘仁元年(810年)に正一位の神階と日本総社の号を奉られる
- 一条天皇の正暦年中(990年~995年)に天王社の号を賜る
- 戦国時代に織田信長が氏神として崇敬
- 江戸時代に徳川家康が社領を寄進
訪問者のためのヒントと注意点
津島神社を訪れる際には、以下の点にご注意ください。
- 参拝時間は、午前9時から午後5時までです。
- 初詣や例祭などの混雑する時期は、公共交通機関のご利用をおすすめします。
- 境内は禁煙です。
- ペットの同伴はご遠慮ください。
- 車椅子での参拝も可能です。
駐車場情報
津島神社には、専用の駐車場はありません。周辺には、有料駐車場がいくつかあります。
- 天王川公園(有料:一般車¥500、バス¥3,000)
- 津島市観光交流センター(有料:普通車¥500、バス¥1,000)
- 津島市役所(有料:普通車¥300、バス¥500)
近年流行っている出店・屋台
屋台の種類 | 説明 |
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たこ焼き | 日本の祭りの定番。外はカリッと、中はトロッとした食感が特徴 |
じゃがバター | 熱々のジャガイモにバターをたっぷりと溶かしたシンプルながら人気のスナック |
ベビーカステラ | 小さなカステラは、子供から大人まで楽しめる甘くてふわふわのお菓子 |
鮎の塩焼き | 新鮮な鮎を丸ごと塩で焼いた、香ばしさが特徴の日本の夏の味覚 |
シャーピン | モチモチの皮で具材を包んだ、外国の影響を受けたユニークなグルメ |
お好み焼き | 具材を選べることが多く、自分好みの味を楽しめる日本の鉄板焼き料理 |
わたあめ | 子供たちに大人気の、綿のようにふわふわした甘いスナック |
チョコバナナ | バナナをチョコレートでコーティングした、見た目も楽しいデザート |
串焼き | さまざまな種類の食材が串に刺されて焼かれる、手軽に楽しめるスナック |
焼きそば | 炒めた麺に特製のソースを絡めた、日本のファストフード |