奥多摩小河内神社例祭2025：神々も笑顔！山里の秋祭り
イベントの概要
東京都西多摩郡奥多摩町に鎮座する小河内神社では、2025年9月第二日曜日（9月14日）に例祭が開催されます。 この例祭は、奥多摩の豊かな自然と歴史に育まれた伝統的な神事です。 小河内地区の氏神である小河内神社に、地域住民が感謝を込めて奉納する神事や、古くから伝わる郷土芸能が披露されます。 特に、原地区に伝わる東京都指定無形民俗文化財「小河内原の獅子舞」は、温泉神社と小河内神社への奉納の後、奥多摩水と緑のふれあい館内外で終日披露される見どころです。 天文11年（1542年）に氷川の小留浦から伝承されたとされる獅子舞は、独特の舞い方で観客を魅了します。 その他にも、小丹波のおはやし、くき沢の鹿島踊りなど、様々な郷土芸能が神社境内や周辺地域で繰り広げられ、奥多摩の秋の風情を満喫できる一日となります。 例祭当日は、多くの見物客で賑わい、地域住民と一体となって秋の収穫を祝い、来年の豊作を祈願する、活気あふれる祭典です。 神事や獅子舞の奉納以外にも、屋台の出店なども予定されており、大人から子供まで楽しめるイベントとなっています。 奥多摩の自然と文化に触れ、心温まるひとときを過ごせる、忘れられない秋の思い出を創造できるでしょう。
基本情報
- 開催日: 2025年9月14日（日曜日）
- 開催時間: 午前8時～午後（時間未定、奥多摩水と緑のふれあい館での演目は終日）
- 住所・開催場所等:
- 小河内神社（複数の神社に奉納されるため、詳細は各獅子舞の記述を参照）
- 東京都西多摩郡奥多摩町河内149（小河内神社所在地）
- 奥多摩水と緑のふれあい館（原地区の獅子舞の午後公演）
- 東京都西多摩郡奥多摩町原5番地（奥多摩水と緑のふれあい館所在地）
- その他、各地区の神社（小丹波の熊野神社、くき沢の小河内神社（加茂神社御霊社）など）
主なイベント
奥多摩小河内神社例祭2025のハイライトは、古くから伝わる郷土芸能の奉納です。 これらの芸能は、地域住民によって代々受け継がれ、秋の収穫への感謝と来年の豊作を祈願する重要な行事となっています。 神聖な雰囲気の中で繰り広げられる伝統芸能は、奥多摩の豊かな自然と歴史を感じさせる、貴重な文化体験を提供します。
小河内原の獅子舞
東京都指定無形民俗文化財である「小河内原の獅子舞」は、この例祭の最大の見どころです。 天文11年（1542年）に氷川の小留浦から伝承されたとされるこの獅子舞は、独特の笛の調べ、歌の歌詞、獅子の舞い方（狂い方）が特徴です。 午前中は温泉神社と小河内神社への奉納が行われ、午後は奥多摩水と緑のふれあい館内外で終日、演目が披露されます。 演目には、正神（七堂・三拍子・つうひゃひゃり）と白刃、笹掛り、花掛り、すりちがい、竿掛り、雌獅子隠し、千鳥、弊掛りなどがあり、現在も6～7立が演じられています。 道中笛で祭り場に入り、「イレハ」の曲で中央へ進み、各演目共通の型（パターン）を狂ってから「かかりもの」（主題）となり、「ヒキハ」で元の場所へ引き上げていく、伝統的な流れをたどります。 勇壮で華麗な獅子舞は、見る者を圧倒する迫力と、奥多摩の歴史と文化を深く感じさせる、忘れられない体験となるでしょう。
- 内容：東京都指定無形民俗文化財の獅子舞の奉納と披露
- 時間：午前（神社奉納）、午後（奥多摩水と緑のふれあい館内外）
- 場所：温泉神社、小河内神社、奥多摩水と緑のふれあい館
- 特徴：天文11年（1542年）からの歴史を持つ、独特の舞い方
その他郷土芸能
小河内原の獅子舞以外にも、奥多摩町各地の伝統芸能が例祭で披露されます。 例えば、小丹波のおはやし（熊野神社、4月29日開催）、南氷川のおはやし（羽黒三田神社、8月9日・10日開催）、海沢の神庭の神楽（山祇神社、8月2日開催）、くき沢の鹿島踊り（小河内神社（加茂神社御霊社）、9月14日開催）、川野の車人形（川野生活館、3月7日開催予定）など、多様な芸能が地域を彩ります。 これらの芸能は、それぞれの地区の個性と歴史を反映しており、奥多摩町の豊かな文化の一端を垣間見ることができます。 それぞれの芸能の開催日時や場所は、事前に奥多摩町役場などの関係機関に確認することをお勧めします。
- 内容：小丹波のおはやし、南氷川のおはやし、海沢の神庭の神楽、くき沢の鹿島踊り、川野の車人形など
- 時間：各芸能によって異なるため、事前に確認が必要
- 場所：各地区の神社や集会場など
- 特徴：奥多摩町各地の個性豊かな伝統芸能
アクセス方法
小河内神社例祭へのアクセスは、主に公共交通機関を利用するのが便利です。最寄りの駅はJR青梅線奥多摩駅です。奥多摩駅から小河内神社までは、西東京バスを利用し、「小河内神社前」バス停下車後、徒歩で約5分です。 バスの本数は時間帯によって異なるため、事前に時刻表を確認することをお勧めします。 車でのアクセスも可能ですが、駐車場の台数に限りがあるため、公共交通機関の利用を推奨します。 奥多摩駅周辺にはタクシー乗り場もありますので、そちらを利用するのも一つの手段です。 なお、各郷土芸能の開催場所によっては、バス停からの徒歩時間が異なる場合もありますので、ご注意ください。 奥多摩町役場のホームページや観光案内所などで、詳細な交通情報を事前に確認することをお勧めします。
- 電車：JR青梅線奥多摩駅下車後、西東京バス「小河内神社前」行き乗車
- バス：西東京バス「小河内神社前」バス停下車、徒歩約5分
- 車：奥多摩駅周辺に駐車場あり（台数に限りあり）
駐車場情報
- 奥多摩駅周辺に有料駐車場あり（台数に限りがあるため、公共交通機関の利用を推奨します）。
- 小河内神社周辺にも駐車場がある可能性がありますが、台数に限りがあり、満車になる可能性があります。事前に確認することをお勧めします。
その他の情報
例祭当日は、歩きやすい靴で参加することをお勧めします。 神社境内や周辺地域を歩く機会が多いため、ヒールのある靴やサンダルなどは避けた方が良いでしょう。 また、天候によっては、雨具や日傘などの準備も必要です。 水分補給も忘れずに行いましょう。 特に夏場や日差しが強い日は、熱中症対策として帽子やタオルなども持参すると安心です。 小さなお子さん連れの場合は、お子さんの安全にも十分配慮して参加してください。 イベントの内容や時間、交通状況などは変更になる可能性がありますので、事前に奥多摩町役場などの関係機関に確認することをお勧めします。
