春祭りで舞われる華やかな花笠舞
基本情報
- 住所: 山形県鶴岡市羽黒町高寺字南畑115
- 電話番号: 0235-62-2111
- アクセス: 鶴岡市羽黒庁舎 産業課 観光商工室
- 例祭日: 5月8日
例祭の主なイベントと催し物
雷電神社の例祭は、毎年5月8日に行われます。例祭では、五穀豊穣を祈願する様々な神事が行われます。
高寺八講
例祭のメインイベントは、高寺八講です。高寺八講は、平安時代末期から室町時代にかけて行われていた「延年」と呼ばれる寺院芸能を今に伝える神事です。高寺八講では、大小舞、薙刀舞、花笠舞、稚児舞の四曲が奉納されます。
- 大小舞:狩衣姿の二人が白扇を開き、烏帽子を持ったり頭にいただいたりして跳ねる、単純で素朴ながらも貴重な延年の舞です。
- 薙刀舞:赤鉢巻きをしめ、赤たすきをかけた僧衣のような出で立ちで、薙刀を振りながら力強く足踏みをする舞です。2人舞いますが、1人ずつ出てきて舞います。山伏が伝えた神楽舞の1つである番楽系の舞です。
- 花笠舞:花笠をかぶった6人による舞です。3人が日の丸の扇、3人がビンザサラを持って、ビンザサラでジャリ、ジャリ、と拍子をとって舞います。ビンザサラは短冊形の板の一端を紐でつなぎ合わせて、取っ手を動かして板を打ち鳴らす、田楽おどりの主要となる楽器です。また、花笠の花は稲の花を表しているため、田楽芸能、つまり五穀豊穣を祈ります。
- 稚児舞:黒の振袖に緑の水干を着て、天冠をかぶり赤の袴を履いた4人の男の子による、延年の舞です。木の鉾を持って1人ずつ舞った後、4人そろって悪魔払いのための呪文のような言葉を唱えながら舞います。
神輿渡御
例祭では、神輿渡御も行われます。神輿渡御は、神社から町内を巡行する神事です。神輿渡御では、神輿を担いだ人々が町内を練り歩き、五穀豊穣を祈願します。
露店
例祭では、露店も出店します。露店では、様々な食べ物や飲み物が販売されます。露店は、例祭の雰囲気を盛り上げます。
ご利益と神様
雷電神社のご利益は、五穀豊穣、厄除け、開運招福です。雷電神社には、保食命(うけもちのみこと)が祀られています。保食命は、食物の神様です。そのため、雷電神社は、五穀豊穣を祈願する人々に信仰されています。また、雷電神社は、厄除けや開運招福にもご利益があるとされています。
- 五穀豊穣
- 厄除け
- 開運招福
由緒と歴史
雷電神社の創建は、崇峻天皇の第一皇子である蜂子皇子(はちこのおうじ)によるものと伝えられています。蜂子皇子は、出羽三山の開祖とされています。雷電神社は、蜂子皇子が月山中にある金剛山雷電を本社の奥院として祀ったのが始まりとされています。その後、雷電神社は、酒井忠勝公が入部した際に、社領五十五石三斗五升を寄進され、崇敬されました。明治九年には、郷社に列せられました。
- 創建:崇峻天皇の第一皇子である蜂子皇子
- 本社の奥院:月山中にある金剛山雷電
- 社領寄進:酒井忠勝公
- 郷社:明治九年
訪問者のためのヒントと注意点
雷電神社を訪れる際には、以下の点に注意してください。
- 例祭は、毎年5月8日に行われます。
- 例祭では、高寺八講や神輿渡御などの神事が行われます。
- 例祭期間中は、雷電神社周辺が混雑します。
- 雷電神社には、駐車場がありません。公共交通機関を利用するか、近隣の駐車場を利用してください。
駐車場情報
雷電神社には、駐車場がありません。公共交通機関を利用するか、近隣の駐車場を利用してください。
- 公共交通機関:鶴岡駅からバスで「雷電神社前」下車
- 近隣の駐車場:雷電神社周辺には、有料駐車場がいくつかあります。
近年流行っている出店・屋台
屋台の種類 | 説明 |
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たこ焼き | 日本の祭りの定番。外はカリッと、中はトロッとした食感が特徴 |
じゃがバター | 熱々のジャガイモにバターをたっぷりと溶かしたシンプルながら人気のスナック |
ベビーカステラ | 小さなカステラは、子供から大人まで楽しめる甘くてふわふわのお菓子 |
鮎の塩焼き | 新鮮な鮎を丸ごと塩で焼いた、香ばしさが特徴の日本の夏の味覚 |
シャーピン | モチモチの皮で具材を包んだ、外国の影響を受けたユニークなグルメ |
お好み焼き | 具材を選べることが多く、自分好みの味を楽しめる日本の鉄板焼き料理 |
わたあめ | 子供たちに大人気の、綿のようにふわふわした甘いスナック |
チョコバナナ | バナナをチョコレートでコーティングした、見た目も楽しいデザート |
串焼き | さまざまな種類の食材が串に刺されて焼かれる、手軽に楽しめるスナック |
焼きそば | 炒めた麺に特製のソースを絡めた、日本のファストフード |