熊野のどぶろく祭り、800年の歴史を味わう
基本情報
熊野市育生町尾川に鎮座する大森神社は、鎌倉時代初期の建保元年(1213年)に創建されたと伝えられています。祭神は天児屋命(アメノコヤネノミコト)で、五穀豊穣や厄除け、家内安全などのご利益があるとされています。
- 住所:三重県熊野市育生町尾川648
- 電話番号:0597-89-4111(熊野市観光スポーツ交流課)
- アクセス:JR熊野市駅からバス50分、バス停:尾川下車、徒歩15分
- 例祭日:11月23日
例祭の主なイベントと催し物
大森神社の例祭は、毎年11月23日に行われる五穀豊穣を祝うお祭りです。氏子総代が約1ヶ月かけて仕込んだ「どぶろく」を神事に用い、参拝者にふるまうことで知られています。
どぶろくのふるまい
例祭の目玉は、どぶろくのふるまいです。氏子総代が約1ヶ月かけて仕込んだどぶろくを、参拝者に無料でふるまいます。どぶろくは、米の豊作を神に感謝し、来年の五穀豊穣を祈って行われる祭礼用のお酒で、東海地方では祭礼用のどぶろくの醸造を認められている例は少なく、特に貴重な行事とされています。
- 内容:どぶろくの無料ふるまい
- 特色:氏子総代が約1ヶ月かけて仕込んだどぶろくを味わえる
余興
どぶろくのふるまい以外にも、余興として餅つき大会や神楽の奉納などが行われます。餅つき大会では、参拝者が餅つきを体験でき、神楽の奉納では、地元の氏子による神楽を鑑賞することができます。
- 内容:餅つき大会、神楽の奉納など
- 特色:参拝者が餅つきを体験したり、神楽を鑑賞したりできる
もちほり
例祭の最後は、もちほりです。もちほりとは、餅を参拝者に配ることで、五穀豊穣を願う神事です。参拝者は、もちほりを受けることで、1年間の無病息災を祈願します。
- 内容:餅を参拝者に配る神事
- 特色:五穀豊穣を願う神事で、参拝者はもちほりを受けることで無病息災を祈願する
ご利益と神様
大森神社のご利益は、五穀豊穣、厄除け、家内安全などです。祭神である天児屋命(アメノコヤネノミコト)は、天孫降臨の際に邇邇芸命(ニニギノミコト)を先導した神様で、縁結びや交通安全のご利益もあるとされています。
- 五穀豊穣
- 厄除け
- 家内安全
- 縁結び
- 交通安全
由緒と歴史
大森神社は、鎌倉時代初期の建保元年(1213年)に、地元の南太夫が奈良・春日神社に詣でた際に下賜された鏡を祀ったのが始まりと伝えられています。その後、洪水により社殿が流失し、現在の地に再建されました。明治には、育生町の長井にある高瀬神社や丹倉神社、境内社の稲荷社二社を合祀しました。
- 鎌倉時代初期の建保元年(1213年)に創建
- 洪水により社殿が流失し、現在の地に再建
- 明治に高瀬神社、丹倉神社、稲荷社二社を合祀
訪問者のためのヒントと注意点
大森神社を訪れる際には、以下の点にご注意ください。
- 例祭は毎年11月23日に行われます。
- 例祭では、どぶろくのふるまい、餅つき大会、神楽の奉納などが行われます。
- 駐車場は、神社の近くに無料駐車場があります。
- 公共交通機関を利用する場合は、JR熊野市駅からバスで50分、バス停:尾川下車、徒歩15分です。
駐車場情報
大森神社には、無料駐車場があります。駐車場は、神社の近くにあり、30台駐車可能です。
近年流行っている出店・屋台
屋台の種類 | 説明 |
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たこ焼き | 日本の祭りの定番。外はカリッと、中はトロッとした食感が特徴 |
じゃがバター | 熱々のジャガイモにバターをたっぷりと溶かしたシンプルながら人気のスナック |
ベビーカステラ | 小さなカステラは、子供から大人まで楽しめる甘くてふわふわのお菓子 |
鮎の塩焼き | 新鮮な鮎を丸ごと塩で焼いた、香ばしさが特徴の日本の夏の味覚 |
シャーピン | モチモチの皮で具材を包んだ、外国の影響を受けたユニークなグルメ |
お好み焼き | 具材を選べることが多く、自分好みの味を楽しめる日本の鉄板焼き料理 |
わたあめ | 子供たちに大人気の、綿のようにふわふわした甘いスナック |
チョコバナナ | バナナをチョコレートでコーティングした、見た目も楽しいデザート |
串焼き | さまざまな種類の食材が串に刺されて焼かれる、手軽に楽しめるスナック |
焼きそば | 炒めた麺に特製のソースを絡めた、日本のファストフード |