尾張冨士の山頂に石を積み上げる天下の奇祭
基本情報
- 住所: 愛知県犬山市冨士山3
- 電話番号: 0568-67-0037
- アクセス: 中央道「小牧東IC」より車で約10分
- 例祭日: 毎年8月第一日曜日
例祭の主なイベントと催し物
尾張冨士大宮浅間神社の例祭は、毎年8月第一日曜日に開催される天下の奇祭「石上げ祭」です。このお祭りは、尾張冨士の山頂に石を積み上げることで、家内安全や五穀豊穣を願うものです。
石上げ
石上げは、早朝から夕方にかけて行われます。大勢の人が尾張冨士山中の参道を登り、石を担いで山頂の奥宮を目指します。なかでも、「○○点吊り」と称される大石は、リンギと呼ばれる運搬具を使って、大人数で運びます。石を上げる人の中には、石上げ唄を歌いながら登る人もいます。山中には先人たちが奉納した石が数多く残されており、中には数トンにも及ぶ巨石もあります。
火振り
日が暮れると、花火を合図に火振りが始まります。山中の三か所に分かれて、火のついた1mほどの松明を振り回しながら、麓の広場に向けて参道を下り、最後に広場で焚かれた大篝火に松明を投じます。
- 石上げ: 尾張冨士の山頂に石を積み上げる
- 火振り: 火のついた松明を振り回しながら参道を下る
ご利益と神様
尾張冨士大宮浅間神社のご利益は、家内安全、五穀豊穣、厄除け、安産、子授けなどです。ご祭神の木花開耶姫命は、子供の守護神として知られており、安産や子授けを願う人々が多く訪れます。
- 家内安全
- 五穀豊穣
- 厄除け
- 安産
- 子授け
由緒と歴史
尾張冨士大宮浅間神社の創建は、天平元年(729年)と伝えられています。邇波県主の裔である道直が、木花開耶姫命を勧請して祀ったのが始まりとされています。その後、鎌倉時代には源頼朝が社殿を寄進し、室町時代には足利義満が参拝したと伝えられています。江戸時代には、尾張藩主の徳川義直が社殿を再建し、尾張冨士を「尾張富士」と名付けました。
- 創建: 天平元年(729年)
- 勧請者: 邇波県主の裔である道直
- 鎌倉時代: 源頼朝が社殿を寄進
- 室町時代: 足利義満が参拝
- 江戸時代: 尾張藩主の徳川義直が社殿を再建
訪問者のためのヒントと注意点
尾張冨士大宮浅間神社を訪れる際には、以下の点にご注意ください。
- 石上げ祭は、毎年8月第一日曜日に開催されます。この期間中は、大変混雑しますので、時間に余裕を持って参拝してください。
- 尾張冨士の山頂までは、徒歩で約30分かかります。歩きやすい服装と靴でお越しください。
- 山頂には、売店やトイレはありません。飲み物や食べ物は、事前にご用意ください。
- 石上げ祭の期間中は、駐車場が大変混雑します。公共交通機関のご利用をおすすめします。
駐車場情報
尾張冨士大宮浅間神社には、無料の駐車場が100台分あります。石上げ祭の期間中は、大変混雑しますので、公共交通機関のご利用をおすすめします。
- 台数: 100台
- 料金: 無料
- 混雑状況: 石上げ祭の期間中は大変混雑
近年流行っている出店・屋台
屋台の種類 | 説明 |
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たこ焼き | 日本の祭りの定番。外はカリッと、中はトロッとした食感が特徴 |
じゃがバター | 熱々のジャガイモにバターをたっぷりと溶かしたシンプルながら人気のスナック |
ベビーカステラ | 小さなカステラは、子供から大人まで楽しめる甘くてふわふわのお菓子 |
鮎の塩焼き | 新鮮な鮎を丸ごと塩で焼いた、香ばしさが特徴の日本の夏の味覚 |
シャーピン | モチモチの皮で具材を包んだ、外国の影響を受けたユニークなグルメ |
お好み焼き | 具材を選べることが多く、自分好みの味を楽しめる日本の鉄板焼き料理 |
わたあめ | 子供たちに大人気の、綿のようにふわふわした甘いスナック |
チョコバナナ | バナナをチョコレートでコーティングした、見た目も楽しいデザート |
串焼き | さまざまな種類の食材が串に刺されて焼かれる、手軽に楽しめるスナック |
焼きそば | 炒めた麺に特製のソースを絡めた、日本のファストフード |